城陽市議会 > 2022-09-28 >
令和 4年第3回定例会(第5号 9月28日)

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  1. 城陽市議会 2022-09-28
    令和 4年第3回定例会(第5号 9月28日)


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    令和 4年第3回定例会(第5号 9月28日) 令和4年         城陽市議会定例会会議録第5号 第3回      令和4年9月28日(水曜)午前10時00分開議   〇出席議員(20名)      乾     秀  子  議 員      熊  谷  佐 和 美  議 員      上  原     敏  議 員      奥  村  文  浩  議 員      谷  村  浩  志  議 員      平  松     亮  議 員      一  瀬  裕  子  議 員      澤  田  扶 美 子  議 員      谷  口  公  洋  議 員      西     良  倫  議 員      増  田     貴  議 員      太  田  健  司  議 員
         相  原  佳 代 子  議 員      谷     直  樹  議 員      小 松 原  一  哉  議 員      土  居  一  豊  議 員      大  西  吉  文  議 員      本  城  隆  志  議 員      語  堂  辰  文  議 員      若  山  憲  子  議 員 〇欠席議員(0名) 〇議会事務局      長  村  和  則  局長      本  田  一  美  次長      井  上  悠  佑  課長補佐                  議事調査係長事務取扱      與  田  健  司  庶務係長      長 谷 川  順  子  速記 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者      奥  田  敏  晴  市長      今  西  仲  雄  副市長      本  城  秋  男  副市長      北  澤  義  之  教育長      森  島  正  泰  理事                  都市整備部長事務取扱      荒  木  正  人  理事                  企画管理部長事務取扱      村  田  正  明  理事      河  合  寿  彦  危機管理監      綱  井  孝  司  総務部長      森  田  清  逸  市民環境部長      吉  村  英  基  福祉保健部長                  福祉事務所長      大  石  雅  文  まちづくり活性部長      森  本  都 士 男  まちづくり活性部参事      南  郷  孝  之  消防長      大 喜 多  義  之  上下水道部長                  公営企業管理者職務代理者      薮  内  孝  次  教育部長      末  松  裕  章  危機管理監付次長      吉  川  保  也  企画管理部次長      上  羽  雅  洋  総務部次長      堤     靖  雄  市民環境部次長      堀  岡  宣  之  福祉保健部次長                  福祉事務所次長                  福祉課長事務取扱      浜  崎  哲  也  福祉保健部次長                  福祉事務所次長                  健康推進課長事務取扱      長 谷 川  雅  俊  福祉保健部次長                  福祉事務所次長                  子育て支援課長事務取扱      辰  已  幸  司  福祉保健部次長                  福祉事務所次長                  国保医療課長事務取扱      中  村  雅  彦  まちづくり活性部産業政策監                  まちづくり活性部次長                  商工観光課長事務取扱      辻  村  一  哉  都市整備部次長                  管理課長事務取扱      宮  川  浩  正  消防本部次長      上  田  周  児  農業委員会事務局長                  農業委員会事務局次長事務取扱                  農政課主幹議事日程(第5号) 令和4年9月28日(水曜)午前10時00分開議  第1         一 般 質 問             (1) 大 西 吉 文 議員  質問方式②             (2) 本 城 隆 志 議員  質問方式②             (3) 相 原 佳代子 議員  質問方式② 〇会議に付した事件  議事日程に同じ           ────────────────────── ○谷直樹議長  おはようございます。  ただいまの出席議員数は20名でございます。  これより令和4年第3回城陽市議会定例会を再開いたします。  直ちに本日の会議を開きます。           ────────────────────── ○谷直樹議長  日程第1、一般質問を行います。  順次発言願います。  大西吉文議員。 ○大西吉文議員  〔質問席〕 おはようございます。城陽絆の会の大西でございます。  異常気象というのか、蒸し暑い日々が続きまして、懐は寂しいというのがこの頃の情勢やないかなと思うんですけれども。本来ですと、村の鎮守のお祭りが間もなく始まる頃なんです。本来ならキンモクセイの香りが非常に華やいで、ややもすればいらいらした気持ちを癒してくれる、そういう自然環境があったのですが、今年は全然そういう経過がないんですね。私も庭先のキンモクセイを見ますと、まだ花袋もついてない、そういう状況ですね。自然もそういうなりわいをやっていくわけでして、我々もこの自然環境の中でどういい生活をしていくかということが大切じゃないかなというふうに思っております。  そこで、通告に従いまして一般質問をしていきたいと、このように思います。  今日の京都新聞によりますと、9月27日午後7時現在の新型コロナウイルス感染者数は、全国で2,116万5,882人、入院療養者は69万4,471人というふうに報告され、重症者は299人、死者は4万4,599人と報じています。京都府内におきましては、840人の感染者を含む47万5,063人というふうに報じています。しかし、感染者数の全数把握が見直されたことから、城陽市のホームページを見ましても、9月26日からは城陽は掲示しないというふうに昨日、出ておりました。京都府では47万5,063人とされています。これは感染症法というものに基づいてやっているわけですけれども、国が経済の活性化を優先させて、感染症特例法に基づく規制等を曖昧な形でやっているのが、ある意味では感染者の拡大に大きくつながっているんじゃないかな、私はそのように思います。  城陽市における感染者数は、これも京都新聞の報告によりますと、27日現在、これは正午でしたか、37人の新患を含む1万2,469人。市長のメッセージの中にも、8月は城陽市3,000人、これは今まだもう少し日にちがありますが、9月だけでも今ざっと計算すると2,000人の感染者が出ているということですね。特に小学生だとか中学生だとか、比較的低学年の方々、低年齢の方々に多く出ているように思うわけです。  そこで、本市においては国の方針、府の指導の下に、市民の生命と財産を守るため、少ない職員数でご努力していただいていることにまずは敬意を表したい、このように思っております。それとともに、感染症の特例法がうまく機能してきたか、これをまずお尋ねしたいと思います。 ○谷直樹議長  河合危機管理監。 ○河合寿彦危機管理監  感染症特例法が機能してきたかとのお問いかけをいただきました。  新型インフルエンザ等対策特別措置法で対処する新型コロナウイルス感染症に対しましては、本市において城陽市新型インフルエンザ等対策行動計画において対応しているところでございます。現在、新型コロナウイルス感染症は第7波を迎えており、9月に入りましてピークは越えましたが、依然として収束には至っていない状況でございます。市といたしましては、市民の皆様の命を守るため、国や府、関係機関の動向を注視し、日頃から様々な情報の共有、部局間の連携を図り、必要に応じて城陽市新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催するなど、各部において情報を共有したところであり、今後も市民の皆様の命と健康、生活を守るために引き続き全力を挙げて対応してまいります。 ○谷直樹議長  大西議員。 ○大西吉文議員  今、答弁いただきましたけれども、これに関しては部局間の連携を図るということをおっしゃっています。危機管理のほうは、この人数の把握だとか、そういうもので的確に市民に広報活動をなさっていると思うんですけれども、片やワクチンの接種に関しては保健部局でやっているわけですね。そういうことからして、やはり今おっしゃったように、しっかりと部局間の連携、ある意味では横断的に連絡を取り合いながら、城陽市民の生命と財産をしっかりと守っていただく。そして健康の保持というものに努めていただきたいなというふうに思っております。  じゃあそれが市民にどのように浸透しているのかということがまず問いたいわけですけれども、私も経理を担っている立場からして、いろいろな不安というのか、苦情じゃないんですけど、国の方針が変わることによって行政側もそれに対応していかないかん。国は何々を発出した、それで済むかも分かりませんけど、地方自治体はそれに対して非常に多くのお仕事をしていかないかんのじゃないかなというふうに私は思っています。  そこで、ワクチンも含めて、どのように今まできちっとされてきたのか、また、苦情等はなかったのか、その辺をお聞きしたいなと思います。 ○谷直樹議長  河合危機管理監。 ○河合寿彦危機管理監  市におきましては、必要の都度、市の対策本部会議を開催いたしまして、国や府の方針に基づいて市としての対応を決定し、その結果を市ホームページ公式LINEへの掲載により市民への周知を図っているところでございます。また、緊急事態措置などの実施や延長、解除などの節目には市長メッセージを発出して、市民にご理解いただけるよう努めているところでもございます。市の対策といたしましては、ワクチン接種については国の方針決定に基づき迅速なワクチン接種が進むよう、市も総力を挙げて取り組んでまいりました。市民の皆様へは制度の詳細が決まり次第、市のホームページ等に順次掲載し、広報も活用しながら周知・啓発に努め、円滑な接種が進められているところでございます。また、緊急事態宣言発出中は、公共施設の運用を必要な範囲で制限して、感染拡大防止を図るとともに、市としての具体的な支援内容を新型コロナウイルス感染症関連の支援についてという小冊子にまとめまして、3か月に1回程度修正いたしまして、市民の皆様にお知らせしているところでございます。
    谷直樹議長  大西議員。 ○大西吉文議員  ホームページ等で順次掲載しているということですけど、城陽市の人口構成を見たときに、65歳以上の高齢化率というのは約34%ぐらいだというふうに認識しておるわけですけれども、なかなか我々の年代になりますと、ホームページを開けてどうのこうのとか、パソコンが常時家にあるとか、そういうことはないわけですね。我々は職業柄そういうものを常々なぶっていますからある程度の理解はできますが、なかなか一般の市民には通じていないところがあると思うんです。その辺はもう少しきめの細かい対応ができないものか。また、やっていただきたいなというふうに思います。  先ほども申し上げましたように、国がころころころころ変えてくる。ワクチンを2回、3回打ったからどうのこうの、4回打ったからどうのこうのというようなことを言っていますけれども、結果的には治療薬がないわけです。治療薬がなければ、やはり国は国民の生命と財産を守る、あるいは地方公共団体も同じように各市町村の方々の生命と財産を守るというのが第一義になっているわけですから、やはりしっかりとした対応というものが私は大切だというふうに思います。したがいまして、国はそういう形でいろいろと地方自治体に報告してきますけれども、それを少し噛み砕いて、しっかりと市民に分かりやすく対応していただきたい。このように思いますので、これはよろしくお願いしたい。これは要望しておきます。  それと、次は農業政策についてお尋ねしたいと思います。  過日の広報を見ますと、農地中間管理事業の推進に関する法律に基づき農業者の会合が行われ、城陽市における農地面積は全体で513.52ヘクタール、久津川地区が65.93ヘクタール、集積面積が17.67ヘクタール、寺田地区が150.69ヘクタール、集積面積は29.25ヘクタール、富野地区が160.8ヘクタール、集積面積が27.73ヘクタール、青谷地区が136.82ヘクタール、集積面積は16.79ヘクタールと広報に記されています。各地とも地域農業の在り方について多様な担い手の確保、新規就農者育成・確保することや、認定農業者の確保に向けた農業者の育成を進め、女性や定年帰農のシニア世代等、多様な年代の農業者皆が利用しやすい環境づくりを進める。これは農業委員会というんですか、担い手の方々がまとめられたことだと思いますね。また、後継者のいない農地や高齢化による耕作が困難となった農地、農業者への農地集積による農地利用の効率化を進める。耕作放棄地等の解消に向けて法人への受委託や利用権の設定の推進を行うなどが話し合われたと報じています。  そこで、話合いを見ましても、先の農業政策というものがなかなか見えてこないような結論になっているわけですね。農業従事者の高齢化とか耕作放棄地などが増加傾向にあるということですけれども、耕作放棄地はむしろあまり変わらないというふうに聞いております。そういう中で、市としての農業振興をどのようにお考えなのか、お尋ねしたいと思います。 ○谷直樹議長  今西副市長。 ○今西仲雄副市長  本市の農業は、恵まれた水・土地・気候、あるいは大都市近郊という優位性を生かしまして、茶・梅・イチジク・寺田いも・湧水花卉など、高収益な作物の生産に努められますとともに、水田などの農地は生産のみならず、景観・環境・防災面などで多面的な機能、これを発揮されてまいりました。しかしながら、議員からご紹介のありました地域の会合では、従事者の高齢化や担い手不足農作業環境の改善、耕作放棄地など様々な課題が出されまして、中でも農地の維持継続が難しい農業者がおられる一方で、就農を希望される方が農地を借り受けにくい、そういった事例も見られ、また、地域外の所有者も多くおられるということで、その連携の難しさといった現実の直面する農業、農地問題についてもお聞かせをいただきました。  現在、こういった諸課題を踏まえまして、さきの建設常任委員会でもご報告をさせていただきましたが、本市の持続可能な農業振興、これを図ることを目的といたしまして、今後の指針となります城陽市の農業のあり方、この策定を新たに進めているところでございます。本市は、新名神高速道路の開通等大きな転機を迎え、交流人口の増加等により農産物や特産品の新たな販路の拡大が期待できるなど、農業振興を図る上でも絶好の機会と考えております。このため、農産物の直売の機会や茶・梅・イチジクなどのブランド化、6次産業化・農商工連携などによる年間を通じた商品づくりを進め、またICTを活用しスマート農業に取り組む若手農業者もおられますので、これら新しい農業の展開、作業環境や生産体制の強化を図りますとともに、体力に応じて生涯続けられる定年のない農業の特性でありますとか、あるいは景観・環境・防災面などでの多面的機能を有する農地の重要性など、こういったことを基軸といたしまして、引き続き農業者や有識者、議会等のご意見もお聞きし、関係機関とも連携しながら、環境の変化に対応し、持続可能な本市農業の在り方について多方面からの検討を深めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○谷直樹議長  大西議員。 ○大西吉文議員  ありがとうございます。今西副市長はその辺のプロフェッショナルですから、いわばそういう農業政策産業政策に対するある意味では先生でございますので、しっかりと城陽の農業政策というものを確立していただきたいなというふうに思います。  今の答弁にもありましたように、流通部分が整うことから、販路は中部圏域まで延びるわけです。逆に言えば、アウトレットモールが来た商圏はどこかといえば、中部圏域から。したがいまして、城陽市の農産物、あるいはほかの生産品というのも中部圏域をも視野に入れた企画立案というものができてくるなと思います。したがいまして、城陽の場合は今ちょっと旬が過ぎましたが、イチジクなんかは比較的日持ちのできない果実でございますので、北海道なんかは送れないわけですね。保冷にしても送れない。それほど傷みやすい商品ですから、そういうものを含めた新鮮さというものをしっかりと指導していただいて、新たな商品開発につなげていっていただきたいなと思うんですね。  例えば1×2×3ということで6次産業ということが言われて数年たつわけですけれども、例えばお茶の製造業、製茶なんかでも、製茶だけでは無理だということで、ある製茶業界の方は抹茶をカプチーノという名称に変えて、泡の立つ、俗に言うカプチーノですね。そういう製品化をして販売なさっている。あるいは花卉の部分では、今までは旬になればハスの花だけを売っていましたけれども、今はハスの実を粉末にして、それにそばを加えまして、そういうものをお土産品というんですか、城陽の産物にしていこうというふうに努力なさっている農業従事者もいらっしゃるわけですね。だから、その辺はもう少し手厚く指導と言うたらおこがましいですけれども、アドバイスしてあげていけば、次の質問にもなるんですけど、正直言うて昔のようにお米だけでは生活が成り立たないわけですね。これは国が認めているんですけども、1反当たり純利益は十四、五万ですわ。そこへ日本の農業というたら皆小さいですわね。だから付加価値を高めようということで、イチジクになったり、花卉になったりとか、いろいろな工夫をなさっているということですけれども、そこをしっかりとご指導あるいはご援助を頂けたらいいんじゃないかなというふうに思います。その辺も含めてひとつ頑張っていただきたいなというふうに思います。  農業の担い手不足ということですけど、昭和20年代、30年代、40年代と農業形態も進化してまいりましたが、反面、今も申し上げましたように日本の農業は小規模化集約農業が足かせになっていると思いますね。それは専業農家だけでは生活していけないという現実がありますし、そのため高みを求めて高学歴社会時代に入り、ご子息たちは勤務地が遠くなり、農繁期に帰農できないのが現状です。退職後の帰農をお考えになるのも一考察と思いますが、担い手不足の補完をどのようにお考えなのか、お尋ねいたします。 ○谷直樹議長  森本参事。 ○森本都士男まちづくり活性部参事  農業の担い手不足の考えについてご答弁申し上げます。  市では、将来の担い手を確保する取組といたしまして、JA京都やましろ、京都府山城広域振興局等で組織します城陽市担い手育成総合支援協議会を設置し、認定農業者営農改善計画の策定支援に取り組むなど、本市の農業の中心的役割を担っていただいている認定農業者や将来の中心的役割を期待する認定新規就農者の育成に努めているところでございます。令和4年9月1日現在で認定農業者43名、認定新規就農者2名であり、引き続き担い手の確保・育成に努めてまいりたいと考えております。  また、新規就農の促進につきましても、若い農業者就農促進事業として、集落で選定した意欲ある新規就農者に実践的な経営能力や技術を習得していただくため、京都府山城北農業改良普及センターより専任講師を派遣していただき、継続的に指導を受けるとともに、実践圃場や研修などの経費に対し補助金を交付し、若い農業者の育成の取組を行っているところでございます。  今後につきましても、これら取組に加え、定年退職後の就農や農福連携など、新たな担い手についても模索し、担い手の確保・育成に努めてまいりたいと考えております。 ○谷直樹議長  大西議員。 ○大西吉文議員  認定農業者ということで今、申されましたけど、新規の方を入れて45名ぐらいですね。じゃあ城陽市の農家数は何戸ぐらいかということで調べますと、482軒なんですね。そのうちの認定農業者、これから農業を継続してむしろ反別も広げて頑張っていこうという方々が45名なんですね。約1割ですね。これではなかなかうまく機能しないのと違うかというふうに思いますね。先ほども言われましたけれども、確かに帰農者とか定年退職の方々の就農と言いますけど、昔は定年退職というのは50歳でしたけど、それが60になり、今、70になろうとしているわけですね。じゃあ70歳から今の農業を継いでいこうかというたときに、果たして体力がどれだけ持つか。あるいは大きな機械をどのように操作していくか。そういうことも考えながら、やはり先ほど今西副市長もおっしゃいましたけれども、やはり自立できる農業というものをこれから考えていかないかんのじゃないかなと思います。  確かに山城北改良普及センターから専任の講師をお招きしてやっておられるわけですけど、私の経験からすれば、城陽市は振興局がないわけですね。宇治には振興局がありますし、旧の田辺町、今、京田辺市になりましたけどね。田辺町にも振興局があるわけですね。したがいまして、田辺町なんかは京都府の振興局の農政課の方々が田辺町の農業には何が向くのか、何を先進的に取り入れたらいいのかということで、今もおっしゃっていましたけれども、今、JA京都やましろになりましたけれども、当時の田辺町農協とタッグを組んで、まずはイチゴづくり、それが静岡やほかに押してこられたときには、次にはナスビ、それもほかから押されてくると、万願寺とうがらしだとか、やはり機を見てうまく利用して農業経営というものをサポートなさっていたように思うんです。城陽は、私も小さな農家で農業をしていますけれども、そういうサポートが全然ないですね。大西さん、ちょっとこういうものをしはったらどうですかとか、そういうものがないわけです。自己責任の中で農業経営をしていかないかん。そういうところにやはり苦しさもあり、高齢化が関わってきている。そこを何とか打破していかないかんのじゃないかなというふうに思います。  農業の担い手の対象もそうですけれども、これから田んぼの水を抜いていくわけですね。そして稲がしっかりと実を確立するようにして、過日もそのために水路の整備を人足という形で農家の方々が皆出て整備していくわけです。ところが、高齢化社会になって、出ていただく方々が少ない。これは西富野の農家組合長ともお話ししているんですけれども、あるいは城陽市の都市政策ですか、中川一さんなんかも同じように出て、泥上げしてたんですけど、これはやっぱり何とか市道に面した側溝だけでも泥上げを市でやってもらえないか。  昔は用水と排水を両方兼ねていたわけですね。ところが、高山ダムができてからは、木津川の水位が下がりまして、木津川から水が取れなくなった。水主地区というところもあるんですけども、あるいは寺田の南側のほうなんかは、木津川からの樋門がないわけですね。したがいまして、枇杷庄の島ノ宮から、今、排水路という名前に変わったと思うんですけども、あれが用水路だったわけです。あそこに堰板を入れて、枇杷庄、水主へ水を流していた。そうして農耕というものをやってきたわけですけれども、今はそれができなくなって、用水のほうはパイプ配管で井戸を掘ってやっているわけですけれども、この排水はどうしても必要なわけです。  過日も人足で出て泥上げをしていたんですけれども、やはり田んぼから出てくる泥じゃなしに、路面から流れ落ちる砂というんですか、そういうものの中で草が生えたりして排水がうまくいかないということなんです。小さい水路は、これは何とか人足でカバーできるにしても、大きい水路については、これは富野だけじゃなしに、寺田も久津川も皆同じような悩みを持っておられたというふうに聞いております。したがいまして、高齢化社会を少しでも助ける意味では、その辺を何とか市でやっていただけないだろうかということでお尋ねしたいなと、このように思います。 ○谷直樹議長  森本参事。 ○森本都士男まちづくり活性部参事  農地に面しています市道側溝の泥上げの対応につきましてご答弁申し上げます。  市では、土地改良事業費補助金として農道の確保や排水路の円滑な排水のために農家組合等が実施する農道の草刈り、排水路の泥上げに対して補助を行い、現在、対応していただいているところでございます。今回、農地に面する市道側溝部分の泥上げだけでも市でお願いできないかとの議員からのお問いかけでございますが、進行が予測されます農家の高齢化を踏まえたこのような状況は、市といたしましても大きな課題の1つと認識しているところでございますが、まずは各地域の実情等について確認をさせていただきたいというふうに考えております。  以上です。 ○谷直樹議長  大西議員。 ○大西吉文議員  二、三年前までは、上げた土は乾燥した時点で市が回収に回っていただいていました。今はそれもなくなった。それはいわば産業廃棄物なんですね。だから、それを処分するということになれば、これは市も相当なお金がかかると思うんです。だから、その辺は我々も加味するとしても、そういうところの道路については我々でほかす場所を確保しましょうと。これは内川土地改良区の役員の方々も言うてるわけですから、今、実情等に対して確認させていただき考えるということですので、ぜひ前向きに考えていただきたい。そして、そういうことによって少しでも農家の負担を減らして、農業従事者の人口が増えるように努力していただきたい、このように思います。これは強く要望しておきます。よろしくお願いいたします。  それでは、次に消防行政についてお尋ねしたいと思います。  一般質問をするのにいろいろな資料を調べたり、原稿を書くのに骨折るわけですけれども。うちの家内はこの間、足の骨を折りまして、しゃれにもならんなということで、救急車のお世話になりました。そのときに、私もあんまり携わらなかったからあれなんですけども、救急隊員の中に女性の方がいらっしゃいまして、その方がうまくサポートしていただいていました。したがいまして、女性同士ですから柔らかい安心した対応ということで、見ているほうも喜んでおったわけですけれども。  そういう中で、消防業務というのは、消防法の第1条に、生命と財産を守ると記されています。それに基づき、予防から災害現場までの救援・救助・救護と複雑多様化する救助事象に対応していただき、日々ご苦労いただいていることに、まずは感謝、敬意を表します。特にコロナ禍での救急業務は、救急車の狭い部屋での作業であり、ご苦労が多いことだと思います。  さて、本市においては、今後、新名神高速道路が開通し、高速道路という閉鎖された空間での災害救助活動や、都市構造の変化に伴う災害救助活動が求められ、長時間の作業が行われなければならないと思います。  そこで、女性消防職員も採用され、現場にも参加されていますが、現在の生理現象とかの対応はどのようになっているのか、お尋ねいたします。 ○谷直樹議長  南郷消防長。 ○南郷孝之消防長  本市消防活動時の生理現象を含めました後方支援体制の現状についてご質問をいただきました。  大西議員におかれましては、本市消防団OBとして、また分団長経験者として、日頃より現役消防職・団員に対し各種ご配慮を賜り、感謝申し上げます。  ご質問の現場活動隊員の生理現象への対応についてでございますが、現場活動が長時間に及ぶと予測される際には、非番・公休者等の非常招集を速やかに行い、隊員の交代入替えにより生理現象を含め休息等の対応をさせることとしております。また、隊員を交代入替えによりリフレッシュさせることは、長時間の災害活動によって消耗する体力、集中力への対応として、ベテラン職員、新任職員にかかわらず、未然に公務災害を防止する安全管理上の観点からも必要でありますことから、実施しているものでございます。 ○谷直樹議長  大西議員。 ○大西吉文議員  消防隊も各部署に分かれていますので、その部署部署で対応なさっているわけですけれども、そういうときに非番だとか公休者の非常招集を速やかに行う。城陽市は32平方キロぐらいの丸くまとまったまちですからできることだと思うんですけれども、本来非番だとか公休の方々というのは、明日に向けての体力保持だとか充実をしていただかなければならない。それが逆におざなりになると、公務災害が発生するんじゃないかなというふうになります。だから、そういうことを未然に防ぐという意味からも、後方支援車の必要性があるんじゃないかなというふうに思うんですね。  さきに東京消防庁が、これは一応時間を決めていますけれども、4時間以上の災害活動に女性消防職・団員増加を踏まえ、急な生理現象に対応するため、トイレカーを導入したことを確認しております。本市においても、大規模災害や長時間活動において現場職・団員の後方支援が必要であると考えますが、消防署のお考えをお尋ねいたします。 ○谷直樹議長  南郷消防長。 ○南郷孝之消防長  ただいまの議員のご質問の中でございましたように、トイレカーにつきましては東京消防庁が全国で初めて専用車両1台の配備運用を行ったものでございます。なお、トイレ機能のみに特化した車両ではございませんが、トイレ機能を併せ持つ後方支援車両につきましては、緊急消防援助隊車両といたしまして国により各都道府県隊に配備されており、京都府隊の車両につきましては京都市消防局に2台が配備され、全国規模の災害発生時に活用されているものでございます。  本市におきましては、先ほどご答弁させていただきましたとおり、生理現象を含めました対応といたしましては、現場隊員の交代で行っておりますが、後方支援体制の充実強化は現場活動を行う消防職・団員の安全管理上の観点からも重要な課題であると認識しておりますことから、車両装備を含め、今後も調査・研究を行い、さらなる消防力の充実・強化に努めてまいりたいと考えております。 ○谷直樹議長  大西議員。 ○大西吉文議員  消防の資機材等は何をこうせないかんという決まりはないわけでして、大体東京消防庁がリーダーシップを取っておられます。私の親戚もちょうど東京消防庁に勤めておりまして、こういうものがあるでという情報を得まして、これはやはり城陽市においても、今すぐには必要じゃないですけども、今後、必要ではないだろうか。これは男女2個ずつの便器がございまして、後ろからは個室を設けて、汚れた服等を着替える、そういうこともできるということです。これは消防だけじゃなしに、警視庁のほうもこういうのを1台か2台持っておられるようでして、今後はやはりこういうものが必要じゃないかな。近くにコンビニとかそういうところがあればお借りできるでしょうけど、そういうもののないところでの消防団・職員の安全・安心というものの確保の観点からも、そういうことを考えていかなければならないかなというふうに思います。  そこで、城陽市が発展する中で、消防力の適切運用のために後方支援機能の強化に必要な車両配備など、他市よりも先進的な取組を行う必要があると考えます。署のお考えをお尋ねいたします。 ○谷直樹議長  南郷消防長。 ○南郷孝之消防長  議員ご指摘のとおり、消防力の適正運用のため、後方支援機能強化は必要と考えておりますが、消防車両及び消防装備に際しましては様々な調査・研究・検討を重ねた上で導入判断を行っている状況でございます。現在、国におきまして、はしご車等の高額特殊車両の複数消防本部による共同整備・運用等の推進もなされておりますことから、今後、トイレカー等の後方支援車両をはじめとした特殊車両の共同整備や運用、また議員からもございました先進的な取組など、様々な角度から継続的に調査・研究を進め、城陽市の安心・安全のために各種消防力の充実強化に努めてまいりたいと考えております。 ○谷直樹議長  大西議員。 ○大西吉文議員  十分に研究していただきたいと思います。東京消防庁のこの車は神田でしたかに配備されておりまして、その周辺と共同でご使用なさっている。4時間以上の出動があったときはそこへ応援に行っているというふうにも聞いておりますし、また、城陽市だけではなかなか難しいということであれば、消防協力協定を結んでおられる市町村と連携しながら、消防団・職員のそういうものにやっていただきたい。それと併せて、災害ができたときに、消防職・団員だけじゃなしに、その災害現場でも使えるという大きな強みがあるわけですね。水も用意されていますし、トイレのほうも新幹線と同じようにバキューム式のものを使っているということですので、なかなかいいものじゃないかな。したがいまして、中域でも考えていただいて、先進的な取組もしていただきたいなと、このように思います。よろしくお願いいたします。  続きまして、道路整備についてでございます。  都市計画道路水主長池線の未整備区間についてお尋ねいたします。市道11号線から西側の先行取得した部分を含む340号線の拡幅をお願いしていましたが、その後の進捗状況をお尋ねいたします。 ○谷直樹議長  森島理事。 ○森島正泰理事  市道11号線から西側の市道340号線の拡幅につきましては、都市計画道路の区域に位置しております。現在、事業化し拡幅する計画はございませんが、南側に高井南排水路が並走しており、市総合排水計画に基づく水路改修と合わせた道路整備が必要な路線と認識しております。また、富野高井地域から北側の国道24号に出るには大きく迂回しなければならないという課題があることも認識しているところでございます。市道340号線につきましては、まずは市道11号線から市道12号線の間の未整備箇所の整備を進めるため、現在、測量及び設計業務を行っております。議員ご質問の箇所につきましては、水路改修の時期や改修方法、また国道24号寺田拡幅など、周辺の道路整備状況、地域の交通の流れを見た中で検討してまいりたいと考えております。 ○谷直樹議長  大西議員。 ○大西吉文議員  国道が4車線化していって、それに伴って11号線を拡幅していただきました。今、12号線も比較的朝は物すごく混み合いますので、今、11号線が非常に重要な路線になってくるというふうに思います。特に高井のほうからここへ出るのに住宅地を通らないかんということでございますので、先行取得している土地があるわけですから、これは30年ほどほったらかしですよ。そこはやはりきちっと整備して、市民の安心と安全をしっかりと守っていただきたいなと、このように思いますので、できるだけ早く検討してほしい。今年からでも検討してほしい。よろしくお願いしたいと思います。  それと併せて、近鉄から西側の計画実施についてお尋ねしたいんですけれども、都市計画道路の水主長池線の未整備区間についてはどのようなお考えを持っておられるのか、お尋ねしたいと思います。 ○谷直樹議長  森島理事。 ○森島正泰理事  都市計画道路水主長池線の未整備区間につきましては、平成27年、28年度に実施いたしました都市計画道路網見直し検討業務において、国道24号の4車線化により将来予測交通量が少なく、費用対効果が見込めないことから、市としては、当面整備を見送る区間として位置づけております。都市計画道路水主長池線の近鉄より西側の実施については、国道24号寺田拡幅をはじめ周辺の幹線道路が整備された後、市内の交通の流れや交通量を調査・分析した中で、整備方針を改めて検討してまいりたいと考えております。 ○谷直樹議長  大西議員。 ○大西吉文議員  交通量も必要ですけど、本来これは西城陽高校の通学路として設置されたわけですね。ところが、農家の反対で挫折しているわけです。私も地元へ入って農業関係者とお話ししていますけど、農業関係者も世代交代が進みまして、今ちょっと考え方も変わってきているわけです。したがいまして、そういうことも含めまして、ここの整備をしっかりしてあげたいなというふうに思います。これは強く要望しておきます。  多岐にわたる質問をいたしましたが、農業政策のお話をさせていただきました。消防のトイレカーについては種をまいておきましたので、いつ花が咲くかというのを楽しみを持って議員生活を送っていきたいと思いますので、よろしくお願いをいたしますとともに、やはり城陽市民の安心・安全をしっかりと守っていただくことをお願い申し上げて、一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○谷直樹議長  午前11時10分まで休憩いたします。         午前10時57分     休 憩         ──────────────         午前11時10分     再 開 ○谷直樹議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  本城隆志議員。 ○本城隆志議員  〔質問席〕 おはようございます。本城です。どうぞよろしくお願いいたします。  皆さんは今回の質問で、特にロシアとウクライナの戦争というか、この状態、あるいは核兵器の問題で今回はあんまり聞くことはなかったんだろうと思うんですけれども、一番そのことが絶えず気になっているという状況であります。今、ロシアがウクライナを占領した地域において住民投票をする。ロシアに入りたいか、あるいはウクライナのままで残りたいか。今日の新聞を見ていますと、90何%の方がロシアに入りたいと投票するだろうという形で書かれているわけです。占領したところがロシアの領土になったらどうなるかという次の課題は何だろうか。ロシアは自分の国土にウクライナの戦力、あるいは外国の勢力が及んできたら核兵器も使うぞという脅かしをしているから、そのことが気になるというのが私の今の一番の関心事であります。  また、そういうことをロシアが言うことによって、ほかの核兵器を保有している、あるいは保有するだろうという国が同じことをしだす。国連の常任理事国が言っているんだからうちもいいだろうということを言い出したら、これは平和の話合い、あるいは核兵器削減とかいう話はどういう土俵で話をしていけばいいのか。全く今までの戦後の話の中ではもう解決のしようがないのではないかなという混乱が、世界の政治家や、あるいは政治学者、あるいは平和のために働いている人たちが答えを出せない状態に入ってきているのではないかという時代を迎えたなということを思っております。だから、平和平和というのは1つの、私が申し上げるのではなくて、平和教という宗教のように平和を唱えれば平和が来るという話では済まない政治状況の中にある。あるいはふだんの生活の中にそれをどう考えていけばいいのか、あるいは学校教育ならば、子供たちに戦争は駄目よということは言いやすいんですけど、それでは先生、平和を守るためにどうしたらいいのかと聞かれたときに、どう答えていいのか分からない。あるいはそれは学校の先生だけじゃなしに、私たちも住民から言われてどう答えていいのか。それは議員がおっしゃってもそれで世界の平和が訪れるんですかと言われたときに、これが正解だよと自信を持って言えることがあるのかどうか。これはひどい話ですね。  そういうことを考えると、地方政治だから関係ないということを言えるのかと言いますと、そうすると、ロシアの中とか、今、ロシアでも次の徴兵に自分がかかっては困るということで海外へ脱出する人もいる。脱出できるだけまだ住民もそういうことの情報が入ってきているのかなと思うんですけれども。ウクライナの方々は、ロシアに入っていいというのは銃で脅かされてそう書いたとしても、ウクライナのもともとのロシア寄りの地域におられる方が今度ロシアに編入されたら、軍隊に徴兵される。このときに一番に突撃しなければならないのは、今、ウクライナの東部や南部に住んでいる人が一番やりをしていかないかん。日本の戦国時代でも、分かりました、負けましたと言うた部隊が協力しますと言ったら、一番やりはその部隊が行く。今、ロシアでは、逆らった人が刑務所に入っている。その人たちも徴兵して軍隊に入れている。生きて帰ってきたら許してあげるよという状態でしょう。軍隊に入れば許してあげるじゃなしに、逃げれば後ろから撃つ。敵を撃つんじゃなしに、その戦ってくれる味方の兵隊を撃つというのは現代でもやっているんですよ。  これはさあ私たちが普通平和とか、あるいは民主主義とかいうことをどう表現したらいいのか、絶えず考えていますけれども、解決のしようとか、あるいはこういう方向に質問すればこういう回答が得られるだろうということを想定できない状況に今日あるのではないかな、このように思っているんです。ですから、日本の戦国時代ですから豊臣秀吉とか織田信長とか、私はああいうときの戦記物なんか面白くてよく読むんですけれども、今の時代もほとんど変わらんようなやり方を民主主義国がやっているのかじゃなしに、ロシアが民主主義だと言っていますからね。そこで選挙もやるんですね。おかしいですね。こういう時代の中で議員というのが本当に難しいなというところです。  今回も、昨日、安倍元首相の国葬が終わったんですけど、本当は議会の質問はその前に質問したかったんです。終わってからというのは抽選の結果、質問日が今日になったということで、私は仕方がないから今日は新聞をその関係で読みまくりましたけれども、何とか今日の時間を終えるしかないなという気持ちでここに立たせてもらっておるんですけども。プーチン大統領と安倍さんとの会談というのは何十回とあったというふうに聞いておりますけれども、友達のように話をしなあかんのですけど、全く心が相入れない人とも友達付き合いをしなければいけないというのは外交の問題かな。私だったらできないなという思いがあるんですけど、やっぱりそれは根性入れてやっておられる政治家かなと思うんですけどね。だけど、よく昔の私たちの青年のときに、アメリカとソ連との話合いなんかは、右手で握手しながら左手で銃の銃口をいつでも撃てるような形で話をするというのが外交だというふうに聞いているんですけれども。その中で無防備にも相手の懐にも入っていくというのがこの話合いの基本かなというふうに思っているんですけれども、それをできるのが外務大臣、あるいは昔の官兵衛、テレビでもありましたけども、ああいう方が策略だけじゃなしに交渉する。こういう外交を今、日本だけじゃなしに世界でやっているんですけど、今、言いましたように、核兵器の問題でもこういう状況の中で、さあどこまでできるのかなという心配をしております。  そういう意味で、安倍元首相と私は昭和29年生まれで同年ということで、1度も会うことはなかったんですけど、やっぱり知らないところへ行って同年の人と聞くと、何か政治に関係なかってもうれしいところがある。それは副市長、よう分かりますな。相手の家族も知らない、経歴も知らないけど、何か同級生と会うとうれしい。そういう意味で安倍さんというのをずっと見てきたんですよ。だから、総理になられる前から見ておりますね。そういう意味で、安倍さんの活動を期待しておりました。ただ、こういうことの残念な結果になったということでありまして、これを見る中で、安倍さんの実績についてという質問事項を上げておりますので、行政側としてどう判断をされたのか。どういうふうな実績を評価されているのか、教えていただきたいと思います。 ○谷直樹議長  荒木理事。 ○荒木正人理事  ただいま本城議員から安倍総理の実績についての評価というご質問ですけれども、まず行政として総理の実績評価をする立場にはないと考えておりますが、安倍元総理におきましては、政府が憲政史上最長の首相在任者であったこと、震災復興や経済再生に尽力されたこと、日米同盟を基軸とした戦略的外交を主導されたことなどを理由として、まさに昨日、国葬儀のほうを実施されたものでございまして、本市といたしましても、政府の対応等を踏まえまして、昨日の国葬儀の実施に対しまして、市役所本庁舎に半旗を掲揚し、弔意表明を行ったところでございます。 ○谷直樹議長  本城議員。 ○本城隆志議員  分かっているだけで評価になるんですよ。3,000何日という形でやられたということはいろんなことをやられたし、それからあの人はいろんな欠点があるような形で国会ではされているんですけれども、国会議員としてお金を要求することはなかったというふうに私は取っているんです。だから、自分の利害関係でという形で出てくるんですけど、政治家の難しいところで、要望が来たことをこっちへ持ってきたら、あるいは行政側にこれは昔からの知人だからよろしくねと言っただけで議員が全部捕まるようなこと、あるいはそれを犯罪のように言われることというのは、言われだすと私たちは何を議会活動したらいいのというぐらいのことがあるんですけれども。市長も含めて国を動かす人、地方自治体を動かす人と議員とは少し違う部分があるかと言われているんですけども、そういう意味では、行政のトップ、あるいは国のトップになる人の苦しさ、厳しさというのはよく分かるんですけども。日本だけじゃなしに、世界の国々のトップがどんなことをしているかという評価をしながら見ていかなければいけないかなというふうに私は思っているんですけれども。  たまたま私の関係する、いつも相談する弁護士が、森友学園の問題とか、子宮頸がんワクチンの問題をやっておりますけども、森友学園の問題でも、あそこに何が埋まっていたか。だから、城陽駅前の整備をやりましたね。このときに産業廃棄物が埋まっていたから、買った業者が何とかしてくれという事件がありましたね。それをきっかけに私は商取引の問題が分かったから、ここで議員が3人大変やったことがありましたけれども。ちゃんとした土地じゃなしに産廃が埋まっているだけで、その補償をするだけで、その土地の値段が、ほとんど売値が補償値で変わってしまったというような経験があったから、森友のことを聞いたときに、これは9割安くまけても仕方がないわとすぐ思ったんです。たまたままたそのことで籠池を担当した弁護士が調べたところ、ここにアスベストが埋まっていた。だけど、この問題は1つも上がってない。アスベストが埋まっていたら、その補償はもっと高くなるはずだけど、売ったほうも買ったほうも分かってないか、分かっていても表現しなかった。もっと奥が深いよということをおっしゃっていたので、ああそうなのと思ったんですね。それを追及する側の議員も知っているはずだよということをおっしゃったんですけども、誰もそのことは国会の審議の中でなかった。そういう問題が出てきたなということを思っておるんですけれども。  ここに次、一般質問の事項の中では、旧統一教会との関係が指摘されているが、関係者の城陽市内での活動と存在は。選挙応援の知り得る実績はという形で書いたんですけれども、私は選挙運動のお手伝いをしだしてもう40何年になるんですけども、そのときに府会議員の選挙を、城陽・宇治・久御山1つでしたけれども、初めてのときに勝共連合の方が来ておられました。勝共連合と統一協会は一緒やということで今、分かっているんですけど。だけど、一番下のメンバーが向こうと名刺交換するわけじゃありませんし、勝共連合はどんなことをされているのか20代では全然分かりません。そういうことをマスコミも表現しませんから分からなかったんですけれども、やっぱり自民党の関係の選挙にはいつも来られていたということは知っております。ただ、城陽にどれだけおったかというのは、ちょっと私は名刺交換を城陽でしたことないので分からないし、私の選挙ではもちろん来てくれませんので分からないですけど、そういう応援団があるのなら頼むよと言ったかもしれませんね。  ここで直接選挙をしているのは前では奥田市長だけですので、府会議員のとき、これは問題じゃなしに、そういうことがあったかどうかをご存じですか。 ○谷直樹議長  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  統一教会、私は個人として知っていた範囲は、桜田淳子さんが合同結婚式に出たときに、あのとき統一教会が出たなと。あの時代、山口百恵、森昌子は我々の青春時代のいい思い出がありましたので、それは今は覚えていますけど、あとはあんまりよく分からないですね。 ○谷直樹議長  本城議員。 ○本城隆志議員  だから、外のことやと思うんですよ。その辺におられても、それが何やということでね。だからオウム真理教のときも、うちの娘がオウム真理教に入って困っていますというお父さんの相談を受けたことがあります。そのお嬢さんは知っていたからね。だけど、家にいないし、帰ってこないものをどうにもできないなということでお父さんと相談はしたことがありますけれども。なかなか全国にこういうふうな形で波及するというふうに、当時その人たちが来たから駄目だというふうに取ってない。だから、私のほうの選挙には来なかった。それから長らく谷垣禎一先生の選挙も手伝ったんですけど、あそこも全然来なかったから、付き合いは私はなかったんですけれども、自民党の関係の中の選挙にはおられることは知っておりましたし、いや、ようやってくれるなということを評価している人もおったんですけど、それが誰やということの記憶というのはないような状態の中で、今、国会議員の身元が調べられているんですけど。府議会も当時の府議会議員はほとんど今、京都府にもおりませんし、この新しい時代になってからほとんどそういう形では動いていないのかなというふうには取っておるんですけども。  問題は、この統一教会の問題ばっかしが今、新聞をにぎわして、統一教会が駄目だから安倍さんも駄目だ、それの関係は安倍さんだとおっしゃったんですけども、その組織が完全にオウム真理教のように解散命令が出たというのなら駄目でしょうけど、出ているのか出ていないのか。地方もそのことに関心を持って聞いておられると思うので、先ほど答えたのは理事なんですけども、荒木理事、そのことは統一教会に解散命令が出る状態にあるのか出たのか、ちょっと教えてください。 ○谷直樹議長  荒木理事。 ○荒木正人理事  政治と宗教の関係につきましては、信仰の自由やプライバシーの尊重といった観点から慎重な議論が必要な問題であると考えておりますが、今おっしゃいました世論の問題ですね。これにつきまして市といたしましてそれがどうかというふうなことをお答えする立場にございませんし、また今、ご質問にございました宗教の解散の問題につきましても、そういった命令は出ていないとは記憶しておりますけれども、市のほうで宗教法人を所管しているわけではございませんので、ちょっと詳細にはお答えさせていただけませんので、よろしくお願いします。 ○谷直樹議長  本城議員。 ○本城隆志議員  評論家の中では解散命令を出せるということを言い切って、それを記事にしている新聞とか、スポーツ新聞なんかも含めてあるんですよね。そう言われると、これは解散できるんやというふうに勝手に読者は思ってしまうような誘導を報道機関がやってしまっているということがある。だから、あかんのは政治家と付き合ってはいかんというふうなことを言われても、信者とか、それを支援している人が駄目なのかと言うたら、難しい問題が出てきますね。だから信者さんが駄目なのか、あるいはそのトップが駄目なのか、そんなことがこれから論議が出てくるんだろうと思うので、私は統一教会の問題で論議しているけれども、ちょっと何かおかしいな。なぜかと言いますと、反社会的だと言われたら、そうすると、暴力団の関係、あるいは詐欺集団でやっていた人が選挙のお手伝いをしていても、その人が詐欺集団のトップかどうかなんて一々身元調査なんかしませんよ。  今、結婚相手を紹介するだけでも身元調査とか、釣書を出すのだけでも、相手はどんな人やと分からへんけれども、釣書欲しいとなかなか言えないような状態でしょう。この前、友達を紹介するのに、とりあえず出せと言うたら出してきてくれたんですけど、生年月日がない。地元やから分かるんですけど、小・中学校はここなんやけど、高校の名前しか入ってない。それではあかん、相手がどんな人か全然分からへんやないの。写真もパソコンから出した薄っぺらい写真で、それも集団写真のようなところをちょっと切り取ってきて出しただけですけど。こういう状態で調べる、これでいいのやと思ってしまう時代になってきたのが怖いのか、だけど選挙に来てくれはった人が、あんたブラックですか、グレーですか、ホワイトですか、そんなの自分で判断するしかない。紹介された人が来てくれはったら、ありがとうございますと言うのがほとんどでしょう。あんた政党はどこ支持したはりますか、そんなのいろんな話をする中でしか分からないし、選挙に入ったら分からないですけど、それが分からないと衆議院に出る、あるいは参議院に出る資格はないのやというてコメンテーターがテレビで言っているんです。そんなことないよというコメンテーターが言えなくなってきた。  それの連続はなぜか。こんなことを言いますと、子宮頸がんワクチン、あるいは今回のコロナワクチンの接種の問題でも、ちょっと待った、これはこうやねと言える人が全部排除されてきている。だから、プロパガンダは国がやることじゃなしに、行政がやることじゃなしに、マスコミや組織がそういうことでみんな統一していこうとしている。そのプロパガンダが駄目やと言うている人は、一方のプロパガンダをそのまま信用してしまっている国民がいる。冷静にどれもこれも判断して、これはいいけどこれは駄目よという判断ができないような今のテレビの番組、あるいは新聞の構成になってきているんじゃないかなという危惧は私の中にあるわけです。  京都では、戦争前から綾部、亀岡の宗教団体が相当弾圧された。そういうことがあって、もうちょっと京都は宗教にはおおらかなところがあったんですけども、なかなか宗教って難しいのは、京都市だって古都税の問題で相当苦労したことがあります。京都市は市長がよく言われるように、土地からの税金で地方自治体はやっているんだけど、京都の主なところが全部宗教法人に押さえられて、山の税金しか取れないような状態にあるから厳しいんだということがあるんでしょうけど。かというてその税金が取れないけれども、議員からの要望は金のかかる要望ばっかりですね。これして、これして、ここの道路をよくして、お金がかかるんだけど、どこから取るんやというたら、国から取るか借金しかない。今、首が回らないのは京都市であり、お隣の宇治市も大変厳しいということを言われていた。前に有川副市長が言ってたんですけど、城陽市よりも宇治市のほうが厳しくなるよということを彼は絶えず私には言ってくれていたんですけど、議会ではそれは言わなかったけれども、今、彼がいないからそのことを言っていますけれども。何かいろんなところで、どの話が正しいのかどうか。数で正しいよと言ったところで、後でごめんなさいしたらしまいやという、政治の世界では議員が50年、60年続きませんから、首長は1人でトップを3期やったら大体終わり、あるいは5期が終わりというところがありますから、なかなかそこまで保証しないのかもしれませんけれども、その時代さえよければいいということではないと思うんです。  自民党は戦後長いこと政権の座におりました。一時的に政権が変わったことがありますけれど。だから、ある程度融通をきかしていかないかん、あるいは野党の意見も聞くということの繰り返しをしていたので、今まで野党が言っていたことを自民党が発言するということも多々あったので、それはうちの政策やないかと野党が怒るようなこともたくさんあったんですけど、今になってから、安倍さんになってから野党の言うことを聞かなくてもいいというちょっと強気に出るところがあったので、今回の国葬の問題とかいろんな問題が噴出してきたんじゃないかなというふうに思っております。ただ、一回内閣が決めたこと、国が決めたことをころころ変更してしまうと、海外への信用度が落ちるということがあります。
     ですから、全く諸外国の来賓が国葬に来なかったんじゃなしに、たくさんの方が来られた。トップはいろんな事情があって来れなかったかもしれません。エリザベス女王のイギリスでの国葬に代わる葬儀ですので、ああいうところとダブってしまうと、みんな忙しい中で出てくる。向こうなら日帰りでも出られたんですけど、日本やったら1泊ないし2泊しないとできないということがあったので、それと比べるなんてなかなかできないでしょう。だから、イギリスはみんながエリザベスのことを褒めたたえたかというと、取材していたら一部の人は王室に反対の方がおられる。やっぱりおられるんやけど、葬儀のときはその反対の論調は一切消えていましたね。だから、葬儀のときはエリザベス女王をたたえるだけの葬儀の映像で終わった。だけど、日本は反対の映像もどんどん出していく。日本ではこんなんや。日本は悪い国なのかと外国から来た人は思うんですよね。こういうなのではいけないんじゃないかなと私は思います。  インドの総理が言われたけど、やっぱり葬儀はみんなでご冥福を祈るという形の作法をするというのが尊い政治の姿かなというふうに思います。ただ問題は、葬儀の放送はここの議会が終わったから部屋で見ておりましたけれども、みんなマスクしているんですよ。海外から来た人は、日本は怖い国だな、衛生面で怖いな。まだコロナウイルスが終わってないなという印象を与えたことがちょっと外交面で一番不安かな。もうマスクを外しましょうよ、換気はよくしていますからと言ったんですけど、マスクしないと駄目よという教えみたいなプロパガンダをしっかり国民に植えつけた政府の責任もあるかなというふうに取っておりますので、これはちょっと今、あの映像を見ながら特に問題点かなというふうに思っております。  宗教ということにもう一回戻しますけれども、やっぱり信仰の自由というのを認めてもらえている我が国のほうは、問題を起こした宗教の団体であっても、それは厳しく指摘はしていかないかんのですけども、ちゃんと法律にのっとって措置をするということをやっていく。ただ、宗教って心の問題ですから、信者まで全部悪くないということを私は言いたいと思っております。無宗教だということを言っておられる人のほうがどうなのかということが信教の問題ではありますので、無宗教という1つの宗教だというふうに取りますので、その辺をしっかり住民の相談なんかを受けたときにはちゃんとお答えできるようにしておいていただきたいと思います。  それからもう一つ、先ほど京都市の問題も言いましたけど、宗教法人に対する課税というのは一体どうなっているのかなというふうに思いますので、税務の担当者のほうから分かる範囲でお答えいただきたいと思います。 ○谷直樹議長  綱井部長。 ○綱井孝司総務部長  宗教法人に対する課税という面からの答弁をさせていただきます。  このうちの法人市民税につきましては、地方税法第296条の定めにより、宗教法人に対して課税されないこととなりますが、宗教法人が収益事業を行う場合においては課税することとなります。また、固定資産税、都市計画税につきましては、地方税法第348条第2項第3号の定めにより、宗教法人が専らその本来の用に供する境内建物及び境内地について非課税とされていますが、宗教活動以外の用途に供している場合には課税できるものとされています。なお、宗教法人から支払われる給与・報酬につきましては、通常の給与・報酬と同じ扱いとなり、個人市民税が課税されることとなります。  以上です。 ○谷直樹議長  本城議員。 ○本城隆志議員  この課税の問題、以前聞いたのは水度神社の参道の駐車場に課税されているかどうかという話で、その整備の問題がありましたので、そのときは追及するのじゃなしに一般論として聞かせてもらったことがあるんですけども。だから、つぼを売って何千万、あるいは何百万かな。それから家のお金を、家を売ってしまって寄附したとか言うけど、何億と出せる人は何ですけど、10万円でも1万円でも貴重なお金というのがあると思うので、人によってお金の大小ではないということもこれは知っておかないと、多いから駄目よという話ではない。ただ、新しい宗教法人というのは拠点をつくりたいために、どうしても寄附をたくさん募ろうとする。それが寄附なのか、物品販売なのか。物品販売をするとどういうふうな税制体制の中で、結局経理も一般の人と違いますから、これは課税される、課税されない、そういうことが出てくると思うんですね。だから、以前よく言われましたね。祇園で石投げたら、坊さんと大学の先生に当たるとか、よく笑い話で出ていたのか、本当の話なのか。よく坊さんは祇園でお金を使って飲むけども、これは領収書要らんと言うて帰らはるんですからね。それはすごいものやなということは京都人は皆分かっているんですよ。そういうところがあるから、宗教というものに対してやっぱり国が甘かったのかどうかも含めて、ここでは問題は関係ないですけど、そういう情報だけはしっかり見ながら、調べながら、国を見ていくしかないかなというふうに思っております。  そんなことで、安倍総理の実績というのは、私は評価したいなというふうに思います。  次、ワクチン接種についてであります。  先ほども大西議員が城陽市のコロナの陽性者の数を聞いていたんですけども、総理大臣が4回ワクチン接種をされて、岸田さんもコロナの陽性になったということをおっしゃっているので、ワクチンの効果って一体何やねんと。だけど、効果があるとしか言わない。最初はワクチンを打たないと駄目や、陽性になるよ。あるいはコロナの感染者になってしまって危ないよと言ってたんです。そのうち、こういうウイルスは3か月、4か月で変化していくというのは初めから分かっていたんですけど、何回も打たんならんよという話でしたけど、そのうち本当にワクチンを打ったってかかりますよと言い出した。だけど、重症にならないというふうに変わってきたんですね。おかしいのは、4回打たないと駄目ですよと言いながら、打った人が即陽性になる。岸田総理はどこに誰とどれだけの時間おしゃべりしたか、どこへ行かれたか、マスコミから総理の行動というのが出てきますね。それでも原因は分からないですね。誰と接触したからと。これが普通の風邪なのか、風邪でも陽性になる場合があるんですけど、この検査薬というのはもともとコロナのために作ったものじゃない。ただ、コロナにも有効だということで出てきたんですね。だから、ほかの病気に、あるいはほかの風邪でも出てくるという可能性があるんですけど、そのあたりが最後は全部陽性に判断されているなということがあるんですけども。  さあ日本で何十万人とか出てきたんですけども、それは一体コロナのどこなのか。どのことか全然人数把握ができていない。それからもう一つは、死亡の数が出てきていますけども、死亡の数が出るから怖いなとみんな思っているんですけど、あるところで医者に聞いたら、交通事故で死にかけた人が最後、交通事故で死んだんですけど、チェックしたら陽性だった。だからコロナで死んだ。いや、それは交通事故で出血多量で死んだんやないのと言われている。あるいは肝臓がんでもう死にかけている人が陽性になったら、それはコロナで死亡になっているんですね。肝臓がんで亡くなったのと違うの。いや、コロナで死んだ。普通年取ったらいろんな病気が重なってきても老衰とかいうこともあるんですけど、もともとあの世に行かれる方でも陽性だったらコロナで死亡。その区別が全然死亡の人数で出てこない、言わない。これは担当者、何で言わないのか教えてください。 ○谷直樹議長  吉村部長。 ○吉村英基福祉保健部長  コロナに感染をされて、そこからの死亡ということですけども、最終的な死亡の原因というのは心筋炎であるとか何かと、そういうふうな身体症状で死亡診断が出るというふうに思っております。その原因がどこなのかというふうなところが、果たしてそういうコロナウイルスにかかったからそうなのかとか、その前に何か別の疾患があってどうなのかという因果関係までは示されないということであるというふうに理解しております。  以上でございます。 ○谷直樹議長  本城議員。 ○本城隆志議員  今の言い方だったらはっきり分からないんですけどね。コロナで死んだ人の数、コロナが原因で死んだ人と、そのほかの病気で死にかけている人がたまたま家族が陽性者がいて、うつって、亡くなった。そやけど、コロナで体に変調を来したんじゃないよという人も死亡の中の人数に入っているということを医者が言っているわけです。そのことは何でテレビで、あるいは新聞で言わないのかなというのが今の陽性者の状況であります。  この前、健康診断というか、試験を受けるために健康診断書を作っておいでと京都府が言うものですから、健康診断書で医者に行ったら、血圧も高くなくていいと言われて、ちょっと風邪気味のときはこんなんですと言うたら、コロナも風邪やからなと先生がおっしゃるんですね。だから、自前で風邪をひくというのは、よく症状で、この年になったらこんなことやったら風邪ひくな、寝冷えすると風邪ひくなというのが分かって体温をはかるんですけど、調べたら全部陰性でしたけれども。だから、そのあたりの難しさがあるのかなと思います。症状が出ない人も陽性になっている。こういう状況は、これを全部点検するとなったら10年、20年間ずっと同じことの繰り返しをやらんならんなと思っております。  この夏、家におるとマスクは要らないんですけど、人の前に出てくると、あるいは移動するとマスクが要るんですけど、一番問題は、酸素が取れない、しんどいですね。そうすると、考えることも嫌になる。そう考えると、子供たちが学校の中でマスクをする。家に帰ってもずっとマスクをしている子がいるんです。思考能力が落ちるということは、子供の教育にも相当影響するのじゃないか。それから、精神的に落ち着きもなくなってくるんじゃないか。富士山の上で勉強していたら何日持つかな。それと同じようなことを国が奨励しているんじゃないか。そう思いますので、これは一刻も早くマスク社会から離れられるようにしていくという指導を国が言わないと。道を歩いていてもマスクは要りませんよと国は言っているんですね。だけど、皆マスクをしているんですよ。ランニングしている人はさすがにもうこの頃マスクはなくなりました。だけど、この前までランニングしながら、テレビでもマスクをしながらランニングを森脇健児さんが、山の上でランニングしているのと同じことで心肺機能が上がりますよなんて、あんなこと言っていましたけど、今はそんなこと言わなくなってきたんですけど。本当にマスクというのはかえって反対にほかの病気を、あるいは体が弱くなってもらいそうだ、あるいはかかりそうだということがありますので、そのあたりもしっかり保健のほうの担当者は把握しながら、行政の作業を進めていただきないなということを思います。  それでは次、児童相談所についてということでありますけれども、また奈良県のほうから相談を受けまして、奈良の児相へ行ってきました。この子供は中学3年生でしたけども、京都の人で奈良へ移動して、さあこれから学校へ行こうと思ったら、子供がずっと携帯から手が離れなくて、転校手続をしている間に家出してしまいました。なぜ親が怒ったかといいますと、もうゲームしかしない。それと、そのゲームをするためにうそつくし、家のお金を持っていって、今回の家出も家のお金を20万ほど持っていって家出して、川崎で捕まりまして、それでこっちへ帰ってきたんですけれども。弁護士とも一回会わせまして相談したんですけども、これは家庭ではほとんどこの子の教育というか、無理だろう。携帯から一回離れた人生を送らさないともう無理でしょう。だから、児相の言われるような形で帰さないよと言われるのなら、しばらく帰ってこなくてもいいよ。それを了解するかどうかという話になって、了解しますと親は言ってくれました。  私が立会いをするということで児相へ行ったんですけども、その話を最初にしまして、だけど細かい話は立会人は入らないでくださいと言われて入らなかったんですけども。了解したんです。帰るのに2時間ぐらいかかったかな、1時間45分ぐらい待ってたんです。5時半回って5時45分ぐらいまでおりましたけれども。児相のメンバー、担当者が帰られるんですけど、若い人が多いし、60ぐらい、あるいは70ぐらいの人は学校の先生上がりの人やらがお手伝いしている人やなと思うんですけど、この人たちが子供の家庭を見ているのかと思うと、ええっとかいう気持ちでずっと思ってたんですけど。帰ってきたときに、いや、こういう形でやりましたよと担当者に言ったんですけども、それで向こうの30ぐらいの先輩の方が出てきて、ここはほかの人もいっぱいいますから静かにしてくださいときつう怒られた。抗議してないんですけど。ほとんどほかの人もいないんですけど。だから、そういう状況判断のできない人が児相の担当をやっているんだな。ここの県も、これは奈良ですから関係ないなと思いながら、こういうことでは児相も家庭教育に対してなかなか入り込めないなと思いながら、その日は帰ってきたんですけど。  しばらくして、児相に預ける親の許可をサインしたんですけど、もう一回サインし直せ。何で言うたら、あんたはまだまだその気持ちになってへんから、もう一回来なさいと言われて行ったみたいですけど。だから、子供を預けるためのサインをしても、いや、その気持ちがまだ本当やない、もう一回来なさい。そんなサインって、普通行政のサインにあるんかいなというようなことが今回も出てきました。  ただ、問題は、児相に拉致された親って子供が帰ってこない。帰ってこないから皆精神的にゆったりと待ってない。やっぱり人も、ほかの生き物もそうですけども、自分の子供を取られたときの精神的な苦痛とか、普通子供が嫁入りするときだけでも、幸せになってくれと言いながら、問題があったらすぐ帰ってこいよというのが今の親ですからね。これはどうなのかな。児相というのはふだんは全然連絡がないんですね。やっぱり忙しい。  本当はここに出したのは家庭・幼保こども園・学校・施設に順位をつけられるか。どれが大事かということを一応表現はしているんですけども、児相が一番正しいやり方をしているか、そうじゃないというのはこういう経験をさせてもらってよく分かっているんですけど。今、家庭も皆大変ですね。だから虐待問題で、新聞に毎週どこかで子供の虐待があったと出ていますね。それは児相も大変やというのは分かっているんですよ。相談がなかったらいつまでも児相の味方をしていますよ。自分の家庭や友達の家庭も見ていて、みんな子供を連れていかれるわと思ったんです。  だけど、その厳しさというのは、今朝もちょっとテレビ番組で昔の志村けんが出てきて、そのほかに漫才でも何でも根性やとか言うてテレビがやってたんですね。あれはパワハラになるやないか。お前らやめてしまえというてテレビでやっているわけですよ。それを舞台でもやっていますから、それを皆手をたたいて喜んでいたんですね。政治は、その人たち、あるいは私たちをどう切り替えてくれたんや。あるいはパワハラの見方、セクハラの見方、あるいは家庭教育の見方をどう変えたか。急に尾木ママが出てきて、子供は優しく、怒ったら駄目よと言っているんですけども、その怒ったら駄目よというのは分かるんですけど、さあ子供が荒れて、家の中のものが全部壊れるところに、あんたそんなことしたら駄目よとお母さんが言うて直るのかという話もある。  一番大事な事をもう一度振り返ると、みんながバランスよくできることが大事だな。バランスって一体何やねんということがあります。私たちは学校のときに、私は体育系のクラブじゃなかったからきつう怒られることはなかったんですけど、体育系のクラブの顧問の先生は相当叱りつけていましたね。殴られたのもようけいますよ。高校でもそうですよ。体操部なんか先生がスリッパ投げて、頭に当たって飛んでいったやつを拾ってこいと怒られて、拾ってきたやつをまた先生がスリッパでしばいているような状況で、そうやないと強うならへんと言われたけど、そのクラブだけじゃなしに、どこも皆同じようなものですよ。それで育ってきた人がどう切り替えられるか。  青年教育なんてないですものね。私は青年会をやってきましたけど、30ちょっと越したぐらいで地元の青年会が解散しました。だけど、京都府の青年会もやっているところはほとんどなかった。日本青年団協議会もなくなりました。婦人会もなくなったんですけどね。だから、そういうところで教育というか、みんなで研修を受けるという機会がなくなったら、次は何やいうたら、職場でしかない。あるいはコミセンでの教育ですけど、コミセンのいろんな事業を見ていても、青年教育的なことはないですね。ある教室を見ていたら、古墳の発掘調査の結果を皆さんで共有しましょうとか、お寺はこういう歴史があります、知りませんか。城陽市の古墳の問題でも、今回、発表会をやっているんですけど、そんなことで家庭の主婦としてどうしましょうかとか、そういう講座が全然ない。ということは、誰が私たちにそういうことを教えてくれるねん。市の広報に書いていても、それは教育になっているのか、ただお知らせになっているのか。3歳児の健診もちょっとついていったことがありますけど、元気なお子さんですね、どうというくらいで、お母さんはこうせないかん、優しくしてくださいよというぐらいで、どう優しくしたらいいのか、悩みをそこまで聞くことを保健師さんがしてくれるのか。看護師さんがしてくれるのか。してくれない。そういう難しさがある。かというて、地域の社協がそこまで入っていっていいのかどうか。個人情報の問題があって、なかなか家庭に入りにくい。だから、民生児童委員なら入りやすいなと言いながら、民生児童委員さんも障がい者と高齢者、お子さんの小さいところぐらいまでしか見ない。  だけど、家庭の中の育て方、育児で悩んでいる人って、児相が待ってましたと。だから、相談を受けた人が特定妊婦になってしまったり、あるいはそういうことになっては困るな。そういう人たちをちゃんと指導できるのなら特定妊婦でもいいですけど、内々で特定妊婦にしてしまうとか、そういうことを私は議会で質問することによってみんなにちょっとでも広げていくことが大事かと思って、質問しております。  教育委員会のほうでも、福祉のほうでも、児相の問題は同じやと私は思っているんですけども、すぐ答えられると思うことですけども、学校の中で家庭教育というのでよくありましたね。この問題は家庭でやってください、しつけは学校ですとか、いや、家庭のお母さんはうちの子言うこと聞かへんから学校でしつけてくださいと言いながら、学校できつく指導したら、今度はうちではそんなきつうしてませんからといってまた話が合わないとか、いろんな問題があったようでございますが、基本的に学校の先生方の今の立場は今までと違って、家庭がお客さんじゃないんですけども、家庭に代わって学校が教育しているのか、そういうことでもないと思うんですけど、そういうところはどういうふうにお考えになっているのか、教えてください。 ○谷直樹議長  薮内部長。 ○薮内孝次教育部長  ちょっと突然の質問でございますので的確にお答えできるかは分かりませんけれども。先ほどから質問の中にもございましたけれども、かつて社会教育の中で家庭教育学級であったり講座というのがございました。もともと社会教育は学校教育の課程として行われる教育活動を除いたものが社会教育ということになります。そして家庭教育そのものについては、家庭のしつけとかそういうものを教えるのではなくて、社会教育の家庭教育というのは、家庭での子供に対するしつけであったり、子供を育てる上でのノウハウといいますか、そういうことを教えて、いわゆる子育ての支援をするというのが社会教育における家庭教育、そういうスタンスでやってきているわけですね。それが先ほどないとおっしゃっていたんですけれども、実はそれぞれの個別の講座をまとめて市民大学という形で今、実施をしております。その中で家庭教育のコースもございます。この企画委員の中には市Pの役員も企画委員に出ていただいていまして、そういう分野の話もさせていただいています。それぞれ3回の講座を持ってやっていますし、市P、子育ての世代の方々にもこの講座に出ていただけるようにご連絡、広報もさせていただいていますので、その中でそういう教育といいますか、家庭支援を受けていただくということが大事ではないかなと思います。  また、学校でよく先生に、子供をしつけてくださいということがありますけれども、これはいわゆるしつけというのは家庭でのしつけも大事ですれども、やはり学校は集団での教育、そしてルールを教えていくような場所でありますので、家庭教育と学校教育、それぞれがそれぞれの分野でしていただくというのが本来ではないかなと、そういうふうに考えています。適当な答えかどうか分かりませんけれども、私が思っている部分は以上でございます。 ○谷直樹議長  本城議員。 ○本城隆志議員  多分私もそこにいたら同じようなことを言っていると思います。市民大学があるのも分かっていたんですけども、この前は山極先生が文パルに来ていただきまして、市民大学でゴリラの話をしてもらって、高校生がたくさん来てくれたんです。文化芸術協会の会長も高校の校長先生上がりで、高校生や小学生、あるいは中学生にこういう問題を広げたいということでありましたけど、なかなか高校生が集まるところでこういう話ができない。あるいは市民大学を開いても結構皆高齢者が多い。スタッフは若いPTAを入れていても、お客さんが高齢者ばっかりで、家に孫がいない、子供がいない家庭が多いのかなというふうな形で見ておりますけども、これは若い人たちを呼び込めるような講座を開いてもなかなか来ないというところに問題があるのかなというところは思っております。これは私たちも地域でどう協力するか、支援できるかということも課題かなというふうに思っておりますので、今後ともそのあたりをよろしくお願いしたいと思います。  時代の流れというのは書きましたけれども、日本の道徳、あるいは家庭での教育というのは戦前と戦後と大きく違っておりますけれども、それを批判するんじゃなしに、よかったところもたくさんあったかなと思っておりますので、そのあたりをどう考えていくかということも、地方自治体としても、あるいは学校教育の中でも考えていく、評価していくということが必要かなというふうに思っております。  それでは、最後の農業問題という形で書きましたので。私の家はほとんど周りが田んぼばっかりなんですけども、ここ何年間か耕作放棄地というのは少なくなりましたけれども、田植えしても、あと稲よりも草が先に大きくなるんですね。草が生きる道というのは、そこの植物よりも早いこと大きくなって種をこぼすというのが植物の生きる道なんでしょうけれども、水稲の中の草刈りというのは、農薬、除草剤だけじゃなしに、水を入れたり抜いたりする。水を抜くところもあれば、止める、毎日作業をしないかんのですけど、高齢化のためか知らんけど、皆農事法人に任したり、あるいは大きな農家にトラクターを持ってきてもらって、田植えから刈取りまでお世話してもらうということをされているんだろうと思うんですけども。それが受けるほうもたくさんあり過ぎると水の調整までなかなかできない。あるいは農薬、除草剤をまくときの時期も微妙にずれてくる。その中で雑草が生えて、農道を歩きますと、私の背よりも雑草が高いんです。これは塚本深谷線を歩くだけでも10枚以上の田んぼがそういう状態になっていますし、ある程度草を刈ったんですけども、刈り切れへんで、半分残って草が生えているとか。どれだけの力で草が刈れるんやと思って引っ張ったんですけど、根は抜けないですね。途中で折れてしまうような状態で、これは田んぼの中に入って根っこから抜いたら相当の量の泥を一緒に運んで出さないと出ないから、もう諦めているのかなと思うんですけども。  だけど、これを家で食べるんならいいんでしょうけど、農協に出したりとか、お米を出せるのかなと思います。先日、友達が京都の北のほうですけど、海沿いの方ですけども、冷蔵庫に次の米を入れたいから、古い米が240キロ余っているから持って帰れと言われたので、軽の車でもらいました。私が城陽市内に配ったら公職選挙法違反になるので、亀岡と伏見に電話して、配りました。その人が言うには、京都の米は下から5番目ぐらいまでに入るよ、おいしくないよという評価を全国の中で受けている。田んぼによってはいい品質があったりとかするんでしょうけど、こんなことを言われたらちょっと問題やな。学校給食でも、地産地消いうて地元のものがおいしいよというてやっているんですけど、城陽の米はおいしいという評価を受けるために、こういうものは、ほかの草の種とかが入っていたらランクが落ちると思うんですね。そういうあたりをどういうふうにされているのか。私は農協には今、入っていませんから農協から直接聞いてないんですけれども、多分聞いたら、おいしいよと言われるだけなので分からないんですけども、そういう評価はどうなっているのかなと思います。よろしくお願いします。 ○谷直樹議長  森本参事。 ○森本都士男まちづくり活性部参事  まず管理不足の農地ということで、そういった対応につきましては、農業委員会なんかと協議相談させてもらって、そういった会長名で指導文書等により対応しているところなんですけれども、今後、そういった質のいいというか、そういった作物をどうしてもらうかということなんですけども。 ○谷直樹議長  本城議員。 ○本城隆志議員  これを出したときに一番地域で問題になっているのは、農作物のどろぼうです。被害が相当出ています。芋もほとんど取られたというところもありますし、誰が取っているのか分からん。カメラがいいのかどうかも含めてあります。ご近所の芋農家でも3分の1取られたと言っておりますので、その対策も含めて、これは大事なことかなと。だけど捕まえてみて知り合いだったら困るので、どうしようかなということはあるんですが、どうぞよろしくお願いします。  以上で終わります。 ○谷直樹議長  午後1時20分まで休憩いたします。         午後0時10分     休 憩         ──────────────         午後1時20分     再 開 ○谷直樹議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  相原佳代子議員。 ○相原佳代子議員  〔質問席〕 皆様、こんにちは。市民ネット城陽の相原佳代子でございます。  本日最終日、大西議員さん、本城議員さん、本当に大先輩の一番最後、トリを締めさせていただくのは大変荷が重うございます。一生懸命質問してまいりますので、よろしくお願いいたします。  私は、この9月で議員生活をさせていただきまして17年目となりまして、今、18年目を迎えているところなんですけれども、この17年間を振り返りますと、絶えず命の尊厳について考えさせられる17年間でございました。昨日、安倍元首相の国葬儀が挙行され、ご冥福をお祈り申し上げます。起こしてはならない容疑者、この容疑者の生い立ち、そしてまた考えますと京都アニメーション、この容疑者も様々な生い立ちを経験しておりました。そして最近、やはりテレビや新聞で目にしますのは無差別犯罪、本当にあってはならないこと。なぜこういった事件が繰り返し起こるのか。そういったことを考えるときに、我々大人はやはり責任ある行動を起こさなければならない。そしてそれを自分たちの後輩、次代を担う若者たちに教え導いていかなければならないのではないか、そういうふうに考えました。  また、コロナ禍によりマスク、消毒液、生活様式が一変いたしました。そしてこのコロナ禍においての自死の件数が大変増えています。また、命をも脅かす猛暑や豪雨といった異常気象、そしてまた地震大国でもあります。いつ起こるか分からない地震への備え、また今月に入りましては、園児のバス送迎時の置き去り、そして子供の誘拐、こういったことが本当にこの日本だけでなく、地球上様々な国において繰り返し発生しています。  地方自治体におきまして最前線で防波堤になるのが市長をはじめとする市役所であり、そして我々議員の務めでもある。市民に夢や希望を、そして安心や安全を抱いてもらうのも、これまた市役所や我々議員の大切な務めである、責務であるというふうに考えます。こうした気持ちを根底に持ちながら質問を展開させていただきますので、城陽市ならではの誠意ある、温もりある答弁をお願いいたします。  生涯を通して魅力ある城陽市にするために。  ふるさと納税の寄附金を本市の子育て支援に特化した取組に。本市のふるさと納税制度については、昨今、さとふるやふるさとチョイスなどの専用サイトがテレビCMで頻繁に放送され、また、全国の自治体の特色ある取組がネットニュースで紹介されるなど、これまで以上に関心が高まっているように思います。ふるさと納税は、寄附者は税金の控除が受けられ、寄附を受けた自治体は歳入増が期待できるなど、双方にメリットがある制度です。  本市においても、城陽市の課題である依存財源から自主財源の確保策として積極的に運営すべきだと考えますが、市長のお考えをお聞かせください。 ○谷直樹議長  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  ふるさと納税制度の活用につきましては、市の自主財源を確保し、子育て支援も含めた様々な施策を実現するために、私も大変有効な手段であると認識いたしております。市といたしましても、この間、返礼品の種類を増やしていただけないか、また新たに魅力的な返礼品を開発していただけないかなど、市内事業者の皆さんへ積極的な参画をお願いしてきたところでございます。その結果といたしまして、多くの事業者の皆様が市のためを思い、また自社の発展を思い、返礼品の充実と魅力向上に努めていただき、年を追うごとに全国から多くのご寄附をいただくまでになっております。市といたしましては、こうした事業者の皆様のご努力を思い、またご寄附頂いた全国の寄附者の思いを無駄にしないよう、本市のまちづくりに活用してまいりたいと考えております。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  ただいま市長から答弁いただきましたが、市長も積極的に取組を進めていくという強い思いをお話しいただきました。  それでは、本市のふるさと納税による寄附金の推移と実際の使い道についてはどのようにされているか、お答えください。 ○谷直樹議長  荒木理事。 ○荒木正人理事  本市のふるさと納税による寄附金の推移でございますが、返礼品の基準が厳格化されました令和元年度は508万4,000円でございましたが、市内事業所のご協力を得て返礼品の内容を充実し、専用サイトを活用するなど、制度のPRに努めましたことにより、令和2年度は3,977万9,000円、令和3年度は1億6,892万7,000円と大幅に増加をしてきております。なお、使途につきましては、ご寄附を頂く際に福祉・教育・まちづくりなど、使わせていただく分野についてのご意向を伺っておりまして、また目に見える形で活用させていただくため、新規に実施する重要施策の事業費として活用することを基本としております。したがいまして、これまでの使用実績といたしましては、令和2年度において、本市の子供たちにこれからのデジタル社会に対応できる能力を身につけてもらい、未来の作り手として成長してくれることを期待いたしまして、ICT教育推進事業に545万5,000円を活用させていただいたところでございます。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  本当にすごい金額が城陽市に入ってきているわけですけれども、やはり330億ぐらいが本市の一般財源というか、歳入でございますので、この占める割合というのは大変多いのではないかなというふうにうれしく思います。実際には今、理事からもありましたけれども、ICT教育の推進事業に545万5,000円を活用しているということでございます。本当にこれはありがたいことだと思いますし、こういった取組を私は進めていただきたいというふうに思うんですね。  それでは、城陽市で安心して子育てができる環境をつくるために、ふるさと納税による寄附金そのものを子育てに特化した活用をすべきだと考えますが、市のお考えはいかがでしょうか。 ○谷直樹議長  荒木理事。 ○荒木正人理事  本市の子育て支援施策につきましては、第4次総合計画の中で子育て世帯の孤立を防ぐことや、仕事と子育ての両立を図ること、子育てしやすい環境整備を進めることなどを目指すべき姿に位置づけております。また第2次創生総合戦略におきましても、妊娠・出産・子育ての希望をかなえることで、子育て世代の転出を抑制し、転入の増加を図ることとしたところでございます。また、令和6年度の新名神高速道路の開通を起爆剤として交流人口の増加を図る取組を進める中で、増加する交流人口を定住化につなげ、まちの活性化を図るためには、議員がご提案される安心して子育てできる環境づくり、これが大変重要な視点であるというふうに考えております。  そこで、ふるさと納税による寄附金を子育て支援に特化して活用してはとのお問いかけでございますが、ふるさと納税による寄附金の使途につきましては、先ほども申し上げましたが、寄附者からお伺いしている意向を踏まえる必要がございますことから、全てを特定の目的に充てることはできませんが、今後、新たな子育て支援施策の必要性が生じた場合には、寄附金のうち子育て支援に活用が可能な範囲で、時期を逃さぬよう有効に活用してまいりたいと考えます。また、使用目的を特化したものとしては、クラウドファンディング型のふるさと納税も考えられるところではございますが、いずれにしましても、本市への納税額を増加させること、これが第一義と考えておりますので、市といたしましては、引き続きふるさと納税制度の積極的なPRと活用に努めてまいります。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  今、理事からお答えがありましたけれども、クラウドファンディング型のふるさと納税も考えられるということで、これは私も調べさせていただいたんですけれども、大分県の豊後高田市に子育て支援の限定の使い道賛同型の寄附というのもありまして、これは返礼品はないんだけれども、城陽市の例えば子育てに使ってくださいというのであれば、大いにそれの使い道になると思いますので、こういうことも私はどんどん利用すべきだと思うんです。  以前に富野小学校の卒業生の方から、富野小学校の教育環境の整備に5,000万円、多額をご寄附頂き、そのときはちょうど17年前だったと思うんですけれども、学校のソーラーのシステムであったりとか、あのときには子供たちの机と椅子が傷んでいるものが多かったので、それを買われたりとか、そういったものに使われていたように思います。つい最近では、市内の事業所さんから、中学校の吹奏楽部の楽器購入資金にと市制50年を冠に、50万円と違って500万円を寄附頂いていることは大変喜ばしいことでもあります。そして今年の予算書を見させていただきましたが、ロゴス様からも1,000万円を市にご寄附いただいています。このように市内企業向けなど返礼品はありませんが、城陽市の子育て支援に限定した賛同型の寄附も募ってはどうかというふうに考えます。  新名神インターチェンジの近くに位置する新市街地の整備、サンフォルテ城陽や白坂テクノパーク、長池先行整備地区のアウトレットや、同じくインターチェンジに直結する次世代型の物流拠点施設の整備など、まさしく京都市内や大阪方面で働く市民のベッドタウンから、今や多くの企業が城陽に進出されています。今こそそうした企業にも城陽の子育て支援に賛同いただいて寄附のご協力をお願いして、まさしく職住近接の子育てに優しい城陽のまちづくりとして内実ともに充実させていけば、子育てに優しいまちをさらにPRしていけると思います。全市を挙げて子育てを応援するといった取組を立ち上げていけば、夢や希望を持って城陽市で子育てしたいという世帯が増え、結果的に経済も回り、結果として子供さんから高齢者の皆さん、城陽市民全ての年代にとって活力あるまちになると考えますので、ぜひこれについてもまたご検討いただきたい。  前回の質問でさせていただきました、今、中学校の3年生まで医療費については200円だけという、そういった制度がありますが、これも例えば高校1年生になるとあと1,000万が必要、2年生になるとまたそれプラス1,000万、3年生になるとまたプラス1,000万というような答弁がこの間あったんですけれども、このような制度、先ほど質問させていただきましたふるさと納税による寄附金、これについての使い道もそういうふうに考えていただくのも私は大切なことだと思いますし、新たな事業ということが先ほど答弁でもありましたので、ぜひともそういった角度からも、攻めの子育て支援、城陽市で皆さんどんどん子育てしてくださいよというふうなまちに私はなってほしいと思うし、ホームページを見せていただいたんですけれども、城陽市のホームページを見ましたら、確かに載っていまして、具体的には次の条件を全て満たした子育て支援であったり、まちづくりであったり、高齢者や子育て世帯、また障がい者などの支援、その他の民生費に区分される事業であったり、観光振興、道路・河川・公園、また学校教育や城陽市の事業全般というふうに使い道は書かれていますが、ここを大きく子育て支援に力を入れますということをもっとPRして、どうぞ皆さん来てくださいぐらいのことを掲げて、ホームページも作っていただけたらなというふうに、これは希望いたしますので、市長さん、期待しておりますので、よろしくお願いいたします。  さて、次の質問に移らせていただきます。次は交通安全のまち城陽市の宣言をということです。  我がまちにおいては既に開通している都市計画道路塚本深谷線をはじめ、新青谷線、そして令和6年度開通を目指し建設が進められている新名神大津・城陽間の開通、アウトレットの開業、東部丘陵線、新たに建設される国道城陽井手木津川線により、まちの交通事情が大きく変化してまいります。今だからこそ、市を挙げて交通安全を強化すべきだと考えます。  赤ちゃんからお年寄り、もちろん新名神だけではなく、幹線道路を利用して年間800万人の交流人口が見込めるわけですので、城陽市にお越しになられる方々にとって城陽市は交通安全に大変力を入れているまちであることをPRする絶好の機会でもあると考えます。やはり交通量が増えると、それだけ車間距離も狭まって交通事故につながる、そういった危険性もはらんでいると思いますので、私はぜひここに関しては力をさらに強化されるべきだというふうに考えます。  それでは、現在、活動されています城陽市交通安全対策協議会の活動内容について教えてください。 ○谷直樹議長  森島理事。 ○森島正泰理事  現在、本市を取り巻く交通環境におきましては、議員ご質問にありましたように、新名神高速道路の開通に向けて周辺の道路整備が着々と進められております。幹線道路やバイパスが開通することにより交通ネットワークが充実し、緊急車両の通行がスムーズとなり、より安心・安全なまちづくりに寄与するものと考えております。本市の交通安全施策につきましては、城陽市、京都府、城陽警察署、城陽地域交通安全活動推進委員協議会、城陽交通安全協会、城陽市商工会議所、城陽市議会、PTA連絡協議会、校区自治会連合会など、全部で34団体の関係機関及び民間団体で構成します城陽市交通安全対策協議会において進めているところでございます。  具体的な活動内容につきましては、最重点事項としまして、子供、高齢者、歩行者のそれぞれの事故防止と自転車の安全運転とし、小学校前や商業施設での啓発活動など、年間を通じての取組を行っており、各団体の皆様の協力をいただいているところでございます。ここ最近の事例では、秋の全国交通安全運動の期間中に、啓発イベントとして9月22日にアル・プラザ城陽店のプラムコートと駐車場におきまして交通安全の啓発活動と交通安全展示、またサポートカーの体験イベントを実施いたしました。また9月30日には、寺田南小学校通学路の府道城陽宇治線ミズホ研磨前の交差点で、通学時間帯に啓発活動を実施する予定でございます。変化する交通情勢の現状を再認識し、交通マナー向上による交通事故抑止を目指して、その時間その場所でのさらなる積極的な活動を進めてまいります。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  ただいまは理事のほうから34団体が加入されているということで、非常に多くの方々が活動をしていただいているということで、ありがたいことです。そして何よりも大事なのは、子供さんであったり、その保護者であったり、そういう方々の目的意識であったり機運を高めるということは大事なものだというふうに考えます。最後におっしゃった交通マナーの向上による交通事故の抑止、これが最大だというふうに思います。  市民誰もが実践する交通安全のまち城陽市をスローガンに掲げて、幼い子供さんからお年寄り、ドライバーも、歩行者も、誰もが交通安全の取組をより一層高めるよう希望しますが、市のお考えをお聞きいたします。 ○谷直樹議長  森島理事。 ○森島正泰理事  議員からご提案いただきました交通安全のまち城陽市として誰もが取組を行うことは、道路交通の安全と円滑を確保し、交通安全、事故防止に関する思想の啓発及び実践に必要な事項でありますことから、大変大切なことであると認識しております。スローガンを掲げるには、行政主体でなく住民活動の活発な動きであるとか、事故に関する具体な数値が増加するなどのきっかけが必要とも考えますので、まずは自治会要望の多いヒヤリ・ハットする現場での活発な活動が効果があることを啓発し、スローガンや宣言については交通状況を見ながら調査・研究してまいりたいと考えております。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  ただいまは調査・研究してまいりたいという答弁でございましたが、これは本当に大事なことで、市だけが牽引されても無理だと思います。だから、こういう目的で市民の皆様にもご参加いただきたい、ご協力いただきたいということを前面に出していただいて、ぜひとも交通安全のまち城陽、例えば子供さん、市民の皆さんにそういったスローガンなども公募していただきたいなというふうに思います。そして交通安全のまち城陽市ということを皆さんに知らしめて、みんなの命をみんなで守ろうとか、そういったことを進めていけたらいいなというふうに思いますので、またご協力させていただきたいことはこちらにも地域の代表の方々、見守り隊の方々、たくさんおいでになっておられますので、またご検討いただきまして、そういった活動を広めていただきたいと思いますので、これはよろしくお願いいたします。  それでは、これまでに市内の小・中学校の通学路におきまして、通学路を示す男の子と女の子の顔が描かれたブルーの掲示板を電柱につけていただいたり、同じく歩車分離のできていない通学路にグリーンの路面標示化や小・中学校の近くの通行量の多い横断歩道においてもグリーンのカラー化を講じるなど、視覚に訴えることで安全対策を進めていただいております。  それでは、現在、保育園や幼稚園など、就学前の子供たちが通う施設においてはどのような対策をなされていますか。 ○谷直樹議長  森島理事。 ○森島正泰理事  保育園や幼稚園などの安全策につきましては、令和元年5月の大津市の事故を受けまして、市内の保育園、幼稚園、認可外保育施設等のうち対象施設におきまして、危険箇所の抽出があった施設の散歩コースを保育施設の関係者、警察、城陽市で点検を行いました。対策が必要な箇所につきましては、社会資本整備総合交付金を受けまして、令和2年度に対策が必要な6か所について、路側線や交差点マーク、ガードパイプの設置などの安全対策を実施いたしました。また、これまでは小・中学校の通学路の安全対策の取組としまして、道路管理者、警察、PTA、教育委員会で構成する城陽市通学路安全推進会議により、通学路の安全確保に向けた取組を進めてまいりましたが、令和3年度からは未就学児の移動経路を加えまして、城陽市子どもの移動経路・通学路等安全推進会議に改め、地域の未就学児及び児童・生徒の安全確保に向けた取組を進めているところでございます。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  平成25年頃でしたか、城陽市通学路安全推進会議を立ち上げていただいたことを今も覚えています。そして大津の子供たちのかわいそうな事故を受けまして、このたびはそういった小学生以上じゃなくて、小学校にまだ入っていない未就学児を加えて、子どもの移動経路・通学路等安全推進会議、こちらに改められたということで、本当にまちぐるみで城陽市の市民の子供たちの安全を守っていくという気合いが込められているのではないかなというふうに思います。  それでは、公共施設前であることをドライバーに喚起するような安全策、例えば保育園ありや幼稚園ありなどを講じて、交通安全の強化を市民みんなで共有して努めるようにしてみたらいかがかと思います。提案いたしますが、いかがでしょうか。 ○谷直樹議長  森島理事。 ○森島正泰理事  今、ご提案いただきました保育園や幼稚園前であること、これらをドライバーに喚起するような安全策につきましては、ハード面では構成員となりました福祉保健部や、また教育委員会とも調整を図り、何か対策ができないか検討してまいります。また、ソフトな取組としましては、繰り返しでございますけれども、施設前での交通安全啓発活動が効果的でありますので、市民の方々、地域の方々からご要望いただき、皆さんとご一緒に啓発活動できるものと考えております。
    谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  この件については城陽警察の交通課さんともお話しさせていただきました。どんどん協力もしていきたい。城陽のまちを交通安全のまちにしていきたいという思いも持っておられますし、そして今、城陽市では飛び出し危険であったりとか、そういった掲示物を管理課から渡していただいていますけれども、城陽警察、京都府警としましても、そういった掲示物をお持ちでして、そういったことも電柱に巻かれたりとか、そういうこともされていますので、城陽市と一緒になって、城陽市民と一緒になって、城陽市の交通安全の啓発をどんどん進めていただきたいと思います。  そして、まちを挙げて就学前の子供さんからお年寄りや障がいのある市民の皆様の交通安全の機運を盛り上げ、誰もが安心して暮らせるまちになるよう、市民はもちろん、担当課の皆さんが牽引役を担っていただきたいと思います。そして、城陽市民の皆さんと一緒に、このまちは交通安全のまちだと胸を張って言えるようなまちづくりを進めていけたらいいなというふうに思いますので、要望しておきます。  では、次にまいります。核家族化や少子化がもたらす介護や医療に対する課題とコロナ禍がもたらす影響について。  介護や医療における相談や対応について。核家族化や少子化によってご家族と離れ、老老介護や独り暮らし、中にはご夫婦どちらもが病気の病病介護のご家庭もあります。私も両親を病院に連れて行く道すがら、今にも転びそうになりながら歩かれているお年寄りのご夫婦や、お一人でよろよろと歩かれているご様子を見るたび、よそさんのことであるにもかかわらず、大変心配になります。お年寄りが将来を悲観して自ら命を絶たれたり、どちらかをあやめ、ご自分も後を追われるケースなど、悲しい事件を見聞きするたびに、生を受けて人生の最終章でこうしたことにならざるを得ないことは大変心苦しいし、何とか救えることはできなかったのかと悲しい気持ちでいっぱいになります。  そこで、質問いたします。高齢者の介護や医療など、高齢者の生活における相談体制は城陽市においてどうなっているのか、お答えください。 ○谷直樹議長  吉村部長。 ○吉村英基福祉保健部長  ご高齢の方の介護や医療、こうした生活に関する相談体制ということでお問いかけをいただきました。  まず、高齢者の方の総合相談の窓口でございます市内3か所の地域包括支援センターがございますので、そちらでお受けをさせていただきたいと思います。また既に介護保険サービスを受けていらっしゃる方につきましては、ご担当のケアマネジャーにご相談をしていただくのがよろしいかというふうに存じます。  以上でございます。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  それでは次に、実際に地域包括支援センターに寄せられている令和元年度から令和3年度の相談件数と、それはどなたからの相談が多いでしょうか。お答えください。 ○谷直樹議長  吉村部長。 ○吉村英基福祉保健部長  地域包括支援センターでお受けさせていただきました相談件数をご答弁申し上げます。  まず、これは内容ごとに集計をいたしておりまして、その延べ件数という数字にはなりますが、令和元年度でございますが、2,140件、そして2年度が2,528件、そして令和3年度が2,641件となっております。また相談者につきましては、やはり主にご本人やご家族から寄せられているといった状況にございます。  以上でございます。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  年を追うごとにやはり件数は増えているという状況にあるというのが現実だというふうに思います。  それでは、その相談内容はどのようなものが多いでしょうか、お答えください。 ○谷直樹議長  吉村部長。 ○吉村英基福祉保健部長  寄せられます相談の内容ということで、主にですけども、介護保険制度の利用申請あるいはサービス内容に関すること、これが多くございます。そして成年後見制度の利用といった権利擁護に関すること、さらには認知症に関するご相談、こうしたことが上げられております。  以上でございます。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  私事なんですけれども、父親が急性期病院に入院いたしまして、手術が終わった後、そこにはリハビリする病院もなくて、手術が終わればすぐに退院してくださいと言われました。そこには病院の地域連携室もあるわけですけれども、そこはリハビリ病棟がないということで、本人は今、本当にコロナ禍で会うこともできない、話をすることもない。そしてZoom会議であったりとか、LINE面会というのがあるんですけれども、なかなか病気をしている高齢の父親と話をすることもできないし、寝たきりになっている人に上からZoomで写真を撮られても、動画でなかなか話をすることができひんというのが実際のところで、本当にコロナというのは憎いです。この間ずっとそういうお方がたくさんいらっしゃるのが現実だと思うんですね。私自身、父親をそういう施設に入れるかどうかというのを考えたときに、自分でまず歩けるか、杖を使ったり、歩行器を使ったりして歩けるかどうかということ。そしてまたトイレですよね。用を足すことができるかというのを1つの判断基準にしていたわけなんですけれども、地域連携と話をしたときに、お手洗は行かはりますよということだったので、退院のときに迎えに行ったらもう車椅子だったので、話違うやんなと思ってびっくりしてたんですけど。そのまま家へ連れて帰ったら即座にひっくり返ってしまって、これではあかんわと思って、ケアマネさんに来ていただいて、施設のご紹介をいただいて、すぐにショートで入れるところ、私の場合は母親も病気を患っているので、母親が父親を見ることもできないし、私も離れて住まいをしているのでそういうこともできないので、本当にケアマネさんがすぐに対応してくださったのはありがたかったんですけれども、こういうことで悩んでおられる方はたくさんいらっしゃると思います。  先ほども介護保険制度のことであったりとか、中にはそういう成年後見人の制度といった権利擁護のこととかいう相談もあるということ、そしてまた認知症に関することということもどんどん増えていると思うんですよね。先ほど申し上げましたコロナになって、そういった本人と会うこともできない、話すこともできない。また、施設に入所したらなかなか慣れないところで話すこともできないということで、認知症がどんどん進んでいるというのはどの施設に聞いてもおっしゃいます。一番初めにお話し申し上げた命の尊厳ですよね。施設の方も、今、コロナ禍で職員さんがコロナにかかられたりして、なかなか勤めに復帰できなかったり、ご家族がなられたらやはり待機をしなければならないということで、少ない人数の中でお仕事されているので無理もないかと思うんですけれども、こういった内容がこの3年間、本当に施設はじめ病院などでも起こっているのではないかなというふうに思います。  その中で、私自身が毎日買い物へ行かせてもらったりするんですけれども、そのときにお聞きしますのが、年金受給額が下がって、反対に物価が下がるならいいけれども物価も上がるなど、日頃の生活が大変困窮しているという声をたくさんいただいています。10月に入れば6,000品目ですか、商品の価格も上がる。そんな状況の中で、現在は国民年金の世帯の場合はお1人の年金額が一月に換算すると介護保険料を差し引いても6万円に届かないという現実があります。お住まいに食事、また水光熱費や被服費や衛生費、とても医療にかけるお金が捻出できない。国民年金だけでは生活ができなくて、預貯金を切り崩すなど、実際には蓄えがないと病気になっても病院や介護サービスも受けられないという状況であるということ、本当に至るところで声を聞かせていただいているところなんです。  それでは、現在、城陽市におきまして、このような高齢者の生活困窮に対する相談の窓口はどのようになっていますでしょうか。 ○谷直樹議長  吉村部長。 ○吉村英基福祉保健部長  本市におきましては、これは高齢者の方に限らないことでございますが、そうした生活に困窮されている、お困りの方の相談対応といたしましては、福祉課にございますくらしと仕事の相談窓口、ここがございます。この相談窓口におきましては、そうした生活へのお困りごとの内容をお聞きしまして、それぞれの方の状況に応じまして就労への対応でありますとか、社会福祉協議会の貸付、あるいは生活保護制度などをご案内いたしまして、その方に応じた支援につなげさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  今の答弁は高齢者に限らずということなので、本当にご高齢になって、お仕事もできない方が就労への対応というてもなかなか難しいというふうに思います。  それでは、実際の相談件数はどうでしょうか、お答えください。 ○谷直樹議長  吉村部長。 ○吉村英基福祉保健部長  今申し上げました、くらしと仕事の相談窓口、この相談件数を申し上げます。まず新規相談の件数ということで申し上げますと、令和3年度が286件、2年度、その前の年ですけれども、387件でございました。この件数でございますけれども、さらにもう一つ前の令和元年度、これが81件でございますので、ここ2年間大きく増加をしているところでございます。これにつきましては、やはり新型コロナウイルス感染症の影響によります生活福祉資金の貸付、これは社会福祉協議会が行っておるものでございますが、この貸付けを受けた方、この方は市のくらしと仕事の相談窓口へも相談するということが要件となっていますことから増加した、これが主な要因となっているというふうに考えております。  以上でございます。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  今の相談件数というのが、コロナ禍も相まって非常に増えている状況です。私のところにも相談に来られる方が多くて、初めの頃は本当に割合スムーズにいってたんですけど、どんどんどんどん増えてきて、なかなか待機をされているか、待たれているという件数も増えているんだということも聞かせていただきました。実際これは高齢者数というのはなかなか把握できないというところもあるかと思うんですよね。でも、ちょっと相談される方々というのは、いろんな方がいらっしゃいますけれども、今回、生活困窮に対する対策ということで、高齢者の方々はどうなっているのかなというふうに考えるわけなんですけれども、この解決法に関しましてはどのようになされているか、教えてください。 ○谷直樹議長  吉村部長。 ○吉村英基福祉保健部長  先ほども少し申し上げましたけれども、そのご相談される方々の状況、内容をつぶさにお聞きします中で、解決策を模索していくといった中で、一番の国の制度でありますが、生活保護の制度、こうしたことがございますし、それに至らずとも、債務の多い方は多重債務の整理を行っていく。あるいは家計改善、これをご提案して支援をさせていただくといったようなさらに細かいメニューもございます。それらをご案内して、その方の状況に応じてそれぞれ専門職員が対応して支援を行っているという状況でございます。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  これらにつきまして、いろいろと制度があってそれをご案内し、そして支援につなげているという答弁でありましたけれども、今現在、広報じょうようでも見てみましたら、1日号ですか、高齢者の相談であったり、消費生活の相談や多重債務の相談などを書かれています。どうしてもたくさんの相談の種類などがあるので、これらについてはお年寄りの方がなかなか読まれること、分かるかなというふうな心配もあります。お年寄りの方は必ずこの広報じょうようというのを楽しみにしておられて、月2回ですけれども、くまなく読んでおられますので、こういったところ、特に高齢者の方、そういった生活困窮者の対策についても、城陽市は、困っておられる方がありましたらご遠慮なく連絡してくださいよというようなことをさらに大きく分かりやすく書いていただきたい。掲載の仕方をいま一つ工夫をしていただきますようお願いしたいのですが、いかがでしょうか。 ○谷直樹議長  吉村部長。 ○吉村英基福祉保健部長  広報の掲載のさらなる一工夫ということだと思います。  今もご案内がございましたけれども、毎月1日号に必ず掲載をしています。ただ、これは一覧ということで載っているものでございますが、そういった中でなかなか見にくいでありますとか、なかなか取り上げにくいといったような方も多いということでございますので、さらに踏み込んだ掲載の仕方、これにつきましては、基本的に同じ記事の複数掲載となりますので、広報担当課とこれを調整しながら、可能な限りの市民周知には努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  それでは、よろしくお願いいたします。  続きまして、亡くなられた後の諸手続についてでございます。病気や事故などで年間に城陽市でお亡くなりになられている市民の数はいかがでしょうか。ここ3年間の推移を教えてください。 ○谷直樹議長  森田部長。 ○森田清逸市民環境部長  直近3年間でお亡くなりになられた方の人数でございますが、令和元年度が767人、令和2年度が803人、令和3年度は888人でございます。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  888人ということでございますし、出生数というのがたしか430人ぐらいだったと思うので、倍ということが如実に表れているんだなというふうに思います。  ご家族がお亡くなりになられた後、葬儀を終え、お疲れになられている中で死亡届に伴う様々な手続をされることは、心身共に大変なことだと察します。昨年10月に改訂されました官民共同で作成されましたカラー版のおくやみハンドブックは、文字も大きく、担当課の場所や連絡先、また持ち物や期限も明記されていて、大変分かりやすくなったと好評でございます。私自身、先月、身内が亡くなり諸手続をしに行きましたが、離れて住んでいましたし、できれば1日で済ませてしまいたいと出向きましたが、コロナ禍であることから、部署によっては完全予約制を取られたりして、数日かかりました。市民課や国保医療課、高齢介護課、福祉課、総務課、そしてまた年金事務所や銀行や郵便局といった役所以外での手続もありますことから、せめて市民にとって分かりやすいワンストップのおくやみ窓口ができれば便利ではないかと考えるところです。  今年第1回の定例会で平松議員も質問されていましたおくやみ窓口の開設についての質問に対して、新たなスペースを設けてというのはレイアウト上なかなか難しい。事前にお悔やみの手続を予約し、ご遺族が市役所に出向かれた際におくやみコンシェルジュを配置してご遺族に寄り添い、支援させていただけるよう調査・研究してまいりますという答弁でしたが、窓口に来られた方、中でもご高齢の方が車椅子で来られたり、委任状が必要な場合もありますので、少しでもご心労が緩和されますよう、できるだけ早くにお願いしたいと考えます。その後の進捗状況はいかがでしょうか。 ○谷直樹議長  森田部長。 ○森田清逸市民環境部長  おくやみハンドブックについて、分かりやすくなり好評だとのお褒めのお言葉を頂き、誠にありがとうございます。  これまでから窓口のワンストップサービス化に向けたご意見やご提案をいただいておりましたが、人員配置や各システムの改修など様々な課題がある中で、今できる最善の対応策としておくやみハンドブックを作成し、令和元年6月から配布を始め、昨年の10月からは官民協働でカラー版のおくやみハンドブックを作成し、より分かりやすく、より丁寧なご案内に努めているところでございます。  現在、市民課の窓口におきましては、マイナンバーカードの申請や交付、マイナポイントの申込みなど多数の市民がお越しになっておられます。そのような状況の中で、多くの手続が必要となるご遺族に対し、今まで以上に寄り添った対応が必要ではないかとの認識の下、今年の第1回定例会において平松議員からのご提案を受け、事前予約制となるおくやみ手続電話予約サービスを導入し、来庁当日のスムーズな手続をサポートし、また個別に丁寧に支援させていただくおくやみ窓口コンシェルジュを配置する方向で検討を行い、関係部署との連携についても引き続き調査・研究を進めてまいりたいとご答弁申し上げたところでございます。現在の進捗状況でございますが、庁内関係部署との意見交換を行い、早期の実施に向けた調整を続けているところでございます。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  できるだけ早くそれができますように、来年じゃなくて今年中にやるという連携を取っていただいて設置されますように、よろしくお願いいたします。  最後になりますが、本市の治水対策についてでございます。  本市の治水の根幹である古川改修工事の進捗と全工程について教えてください。 ○谷直樹議長  森島理事。 ○森島正泰理事  議員ご質問のとおり、古川本川と床上浸水対策特別緊急事業区間共に河川断面改修がおおむね完了したことを令和4年6月16日に京都府において報道発表されており、残工事として河川管理用通路の整備工事などの関連工事を継続して施工されております。府道整備が令和4年12月末をめどに行われており、河川工事の完成時期につきましては令和6年春頃までと伺っているところでございます。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  平成24年の8月でしたか、8月の豪雨ですね。同程度の降雨でも床上の浸水を回避することを目的に工事が進められている。そしてまた、今、残工事が残っているけれども、これは河川工事の完成時期については令和6年の春頃までということですので、安全に工事が進められますように希望いたします。  そして、次なんですけれども、長谷川橋より東側の京都府が進められている一級河川長谷川の護岸の改修工事の進捗についてはいかがでしょうか。 ○谷直樹議長  森島理事。 ○森島正泰理事  長谷川につきましては、京都府におきまして平成24年の京都府南部豪雨を受けて、天井川の緊急点検が実施され、天井川対策が実施されております。平成28年度より木津川堤防の長谷川橋と国道24号の間におきまして落差工の改修や護岸の補強工事が実施されており、完成時期については今のところ未定と伺っております。  市といたしましても、引き続き天井川未改修部分の堤防補強等の対策、これを早急に行っていただくよう要望してまいります。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  これは本当に天井川があるということでございますので、城陽市、そして京都府連携を取っていただいて、安心・安全のまちづくりとして進めていただきたいと思いますので、これについてはまた市長、要望等よろしくお願いいたします。  続きまして長谷川橋より、今は東のほうだったんですけれども、西側の木津川河川区域内にあります、昨年被災した農業用道路橋の吉ノ見農業用道路橋の護岸の擁壁とのり面の一部、これが崩壊しましたが、復旧についてはどのようになっていますか、お答えください。 ○谷直樹議長  森本参事。 ○森本都士男まちづくり活性部参事  吉ノ見農業用道路橋の護岸の復旧状況についてご答弁申し上げます。  昨年8月13日から15日にかけての豪雨の影響で、長谷川に占用しています吉ノ見農業用道路橋の護岸擁壁及びのり面の一部の崩壊があったことを踏まえまして、その状況について河川管理者でございます国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所と現地確認の上、護岸の復旧等の対応について協議した結果、今年2月に国において土嚢、杭による護岸の復旧工事を行っていただきました。現在、仮復旧の状況となっております。また、この8月の大雨の影響で一部地面が陥没していることを確認させていただきまして、その復旧につきましても国において行っていただいたところでございます。護岸擁壁を本復旧するためにはのり面の本復旧が必要であり、現在、具体的な復旧整備の時期等について国からはまだお示しされておりませんが、今後、本復旧に向けた検討を進めることを確認しているところでございます。  市といたしましても、国ののり面の本復旧と併せ護岸擁壁の復旧工事を行う必要があることから、具体的な時期等も含め、今後、協議を行ってまいりたいと考えております。また、土砂撤去等のしゅんせつ等の対応についても併せて協議してまいります。  以上でございます。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  これは国のほうになりますし、本来ならば木津川の河川の中のことでございますが、農業用の橋もあることから、国との連携をしっかり図っていただきまして、また工事の進捗など、随時報告をしていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。内川土地改良区が関係するところでもございますので、よろしくお願いいたします。  それでは、サントリーの工場の西側の市の管理区域内にある今池川の護岸については、今年度大雨の際に護岸の一部が潰れてすぐに土嚢を積んでくださいましたが、今後、護岸の改修工事としてどのように考えておられますか、お答えください。 ○谷直樹議長  森島理事。 ○森島正泰理事  議員ご質問のとおり、サントリー宇治川工場西側の準用河川今池川の護岸につきまして、今年7月19日の豪雨により左岸側の護岸の一部が崩壊し、現在、大型土嚢により仮復旧している状況でございます。今後の護岸の全体改修についてですが、適正な維持管理に向けどのような改修方法がよいのか、検討しているところでございます。なお、部分的に木柵の欠落しているところにつきましては、年度内に応急処置をいたします。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  これは城陽市が担当するというところでございますので、しっかりと工事内容を進めていただきたいと思いますし、その折には農家組合等々へも連絡をしっかりとやっていただきたいというふうに考えます。よろしくお願いいたします。  最後になりますが、木津川堤防の除草について。この夏は特に大量の降雨の後の日照りが続き、雑草の生育が尋常でない状態になっています。この状況についてどのようにお考えですか。また、市ではどのように除草されているのか、教えてください。 ○谷直樹議長  森島理事。 ○森島正泰理事  議員ご質問のとおり、今年は降雨の後の日照りに加えまして、湿度も異常に高く、平年より植物の成長が早い状況であると感じております。木津川堤防及び水路の除草につきましては、年2回の除草を行っており、適切な維持管理に努めているところでございます。例年は木津川堤防では市道占用範囲の除草について、1回目を6月の下旬に、2回目を10月の中旬に、いずれも国交省の堤防除草に合わせて実施しております。また、水路も通常1回目を7月中旬に、2回目を10月下旬ごろに、年2回の除草を行っております。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  実際には今年6月下旬に除草されて、8月に入ってもうすぐにそれこそ2メートルの高さにまで伸びていました。堤防の雑草でバイクや自転車と散歩の方と事故が起こりそうな状況が起こっていますよという苦情も頻発していますし、私もあそこを歩いていまして、本当に歩いたその前からぽんとバイクが飛び出してくる。自転車が飛び出してくる、そのような状況も見受けられましたので、これらについて、また水路についても覆い被さる勢いで台風や豪雨の際には被害が生じることも想定できます。国への要望や状況に合わせて回数を増やすなど、予算を含めて検討していただくことはできないでしょうか。 ○谷直樹議長  森島理事。 ○森島正泰理事  8月中頃で2メートルほどになっているということですが、先ほども言いましたけれども、今年は平年より植物の成長が早い状況であります。回数を増やすことにつきましては予算上困難であると従前から聞いておりますことから、国土交通省や業者と2回目の除草時期を早められないのか協議をしまして、要望区間を10月の上旬には除草できるように調整したところでございます。また、交通に支障があり緊急性を要するような要望箇所におきましては、現地を確認した上で、本市作業員による直営で除草作業を行っております。 ○谷直樹議長  相原議員。 ○相原佳代子議員  なかなか国の予算ということも相まって難しいという状況は分かります。けど、自然は待ってくれませんのでね。今回、このお話をさせていただきましたら、直営で市道から上ったところを除草もしていただいていますし、城陽市としては本当に頑張っていただいているというのもよく分かるところでございます。しかしながら、事故が起こってからでは遅いです。だから、そういうところもまた国のほうへも要望を届けていただきたいし、これは城陽市だけではなくて、堤防がある自治体はどこも同じような問題が起こっているかと思いますので、要望を上げていただくと同時に、城陽市でできることは即座に進めていただきたいなというふうに思います。  今回の質問におきましては、こういった命に関わるような大切なことを質問させていただきました。また、ちょうど今朝なんですけれども、10月1日号の広報じょうようが配布されました。市長コラムには、市の職員全員を駅伝の選手に例えられ、切磋琢磨して励まなければならないと書かれていましたが、まさにそのとおりでございます。大切な市民の命と生活を守るため、チーム城陽として不断の努力を遂行していただきますよう要望いたしまして、一般質問を結ばせていただきます。失礼いたしました。           ────────────────────── ○谷直樹議長  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。  明日9月29日は休会とし、9月30日午前10時から本会議を開きます。
     これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○谷直樹議長  ご異議なしと認めます。よって9月30日午前10時から本会議を開きますので、お集まり願います。  本日は、これをもって散会いたします。         午後2時19分     散 会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                    城陽市議会議長   谷   直 樹                    会議録署名議員   本 城 隆 志                       同      語 堂 辰 文...